こんにちは。
年末年始をふるさとで過ごす人たちの帰省ラッシュは、きょう、国内線の空の便がピークを迎えています。
日本航空と全日空ともに、下りの便が終日、ほぼ満席の状態です。
福岡のほうに帰ります。
福岡、誰に会いに行くの？
おばあちゃんち。
おばあちゃんに会いに？
伊丹に。
子どもを親に見せるのが楽しみです。
何が楽しみですか？
お年玉。
２人ともお年玉が楽しみ？
羽田空港は朝から大きなスーツケースやキャリーバッグを持った帰省客や旅行客で混雑しています。
国内線は、東京や大阪から各地に向かう便の予約率が、日本航空で９８％、全日空も９０％を超え、きょうは終日、ほぼ満席の状態です。
また鉄道は、東京発博多行きののぞみで、自由席の乗車率が最大１５０％になるなど、午前中はほぼ満席だということです。
またことし３月の開業以来、初めての年末年始を迎える北陸新幹線でも、多くの家族連れが帰省し、富山駅は混雑しています。
お久しぶりにお孫さんに会われて、いかがですか？
まっとったよね、楽しみで。
新幹線の下りのピークはあすで、上りは１月３日です。
一方、高速道路は現在、
秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまはきょう、２１歳の誕生日を迎えられました。
成年皇族としての第一歩を踏み出された１年を振り返ります。
午前１０時前、佳子さまは、天皇皇后両陛下に誕生日のあいさつをするため、皇居を訪問されました。
佳子さま、ご成年、おめでとうございます。
ちょうど１年前のきょう、ティアラを身につけて、成年皇族の一員になられた佳子さま。
新春の歌会始などの宮中行事に初めて参加したほか、３月には、成年を迎えた報告をするため、伊勢神宮などを参拝されました。
新しい学生生活を始められることに感謝しつつ、有意義に過ごしていきたいと思います。
４月に、ＩＣＵ・国際基督教大学に入学し、大学生活が始まると、授業のない週末などを利用し、国内各地を訪問されました。
きょうは暑い中、待っててくれてありがとうございます。
はい。
手話はことばであり、大切なコミュニケーション手段の一つです。
この日のために。
また手話を学び、聴覚障害者に関するさまざまな行事にも出席された佳子さま。
成年皇族として、初めて尽くしの１年でしたが、一つ一つの公務を着実にこなされました。
年明けも元日から宮中行事に出席し、可能な範囲で公務に取り組まれます。
日韓両政府は、いわゆる従軍慰安婦問題を巡って、最終的かつ不可逆的な解決で合意しました。
まず日本側は今後、韓国側がこの問題で批判を展開しないという確約を得たとしています。
これに対して、韓国側は、日本政府から元慰安婦への支援のため、基金として１０億円程度の一括拠出などを引き出しました。
では、外相会談が行われた韓国・ソウルで取材した、藤田記者が、交渉の舞台裏についてお伝えします。
こちらは日韓両外相の共同記者会見で配られた文書です。
交渉で最後までもめたのは、元慰安婦を支援するための基金への拠出金額でした。
１０億円という金額は記載されておらず、ぎりぎりまで詰められなかったことを表しています。
韓国側の２０億円の拠出の要求を、日本側は拒み、事前の協議ではまとまらず、外相会談に挙げられました。
しかし、最終的には日本側が韓国政府が国内世論を説得するためにはやむをえないと譲歩して、１０億円程度で決着しました。
一方で、韓国側は共同会見で、みずから慰安婦問題については、二度と蒸し返さないことを明言しました。
これまでに韓国は、日韓両国間の交渉で、ゴールポストを何度も動かしてきましたが、今回は国際的な信用という新たな縛りが加えられた形で、ある政府高官は、日本側が勝ち取ったものは大きいと漏らしています。
ただ、日本大使館前の少女の像撤去などを巡り、韓国国内の反対世論が盛り上がる可能性もあり、両国間には懸念要素も残っているといえます。
一方、韓国政府は、きのうの合意事項を履行するため、動きだしました。
政府高官がきょう午後、元慰安婦の女性と会い、合意について直接説明することになりました。
韓国外務省は午後、元慰安婦の女性が暮らす２か所の施設を外務次官２人がそれぞれ訪問すると発表しました。
合意や交渉過程などについての説明が行われる見通しです。
しかし、合意した内容について、元慰安婦の女性に、事前の説明がなかったことや、日本が法的責任を認めないまま、最終合意に至ったとして、元慰安婦の支援団体は、屈辱的な外交などと反発していることから、午後の面会では紛糾も予想されます。
また、日本政府が１０億円を出して設立される基金について、韓国外務省が関係部局との実務協議に入ったと、聯合ニュースが伝えました。
けさの韓国の大手紙は、きのうの合意について、安倍総理大臣の謝罪を引き出したと評価する記事もある一方、法的責任があいまいなままだとして、韓国政府の対応に疑問を投げかける論調が目立っています。
こうした中、日本とも韓国とも同盟関係にあるアメリカ政府は、今回の合意を歓迎する声明を発表しました。
またケリー国務長官は声明で、合意に到達した日韓の首脳の勇気とビジョンを称賛すると評価し、国際社会にも合意への支持を訴えました。
日本と韓国にたびたび関係関係を促してきたアメリカ政府としては、合意にお墨付きを与えることで、合意内容の履行や関係改善を促すねらいがありそうです。
さらに、イギリス政府やドイツ政府も、合意を歓迎する声明を発表しています。
一方で、中国国営の新華社通信は、合意について、日本がみずから悔い改めたのではなく、アメリカの圧力があったからだと指摘し、歴史問題の帳消しを意味していないと伝えています。
また台湾は合意を受けて、日本側に対して、元慰安婦とされる台湾の女性を巡る協議にも応じるよう求めていくと表明しました。
祖父母を殺したと自首し、殺人の疑いで逮捕された少年が、自宅から凶器を持参して、犯行に及んだという内容の供述をしていることが分かりました。
千葉県内の県立高校に通う１７歳の少年は、２３日早朝、千葉県君津市の住宅で、６４歳の祖母の背中を刃物などで刺して殺害した疑いが持たれていて、容疑を認めています。
これまでの調べに対し、少年が、凶器は自宅から持参して、合鍵を使って祖父母の家に入り、犯行に及んだという内容の供述をしていることが新たに分かりました。
また司法解剖の結果、祖父母の死因は、６４歳の祖母は背中を刃物で刺されたことによる脊髄ショックで、６７歳の祖父は頭を鈍器のようなもので殴られたことによる、脳の損傷だったということです。
警察は少年が、
ことしも残すところ、あと３日です。
年末の日本列島は、広い範囲で天気に恵まれ、行楽地など、各地でにぎわいを見せています。
アメ横は年末年始の食材を買い求める人でにぎわっています。
東京・上野のアメヤ横丁には、朝早くから大勢の買い物客が訪れています。
例年、年末年始だけで、およそ２００万人も買い物客が訪れるアメ横ですが、店頭には、海産物やおせち料理の食材がずらりと並んでいます。
カニです。
カニ？
カニ、大きいですね。
朝早くないとやっぱ、すいてるうちのほうが、ゆっくり交渉ができるんで。
毎年来てて、そんなに変わらないと思いますけど、値段的には。
気になることしの海産物の値段は、ロシアからの輸入量の減少などの影響で、全体的に去年より値上がりしていて、カニやイクラは例年より３割ほど高くなっているということです。
ことしちょっとカニ、高かったりするんで、なんとか、この時期に安く出せるように。
やっぱりふだんの月の３か月分とか、それくらいの売り上げがあるので。
アメヤ横丁では、これから午後にかけて、ますますにぎわいが予想されます。
またきょうが年内最後の開園の熊本城では、一年間のほこりを落とす、すす払いが行われました。
熊本城おもてなし武将隊と、およそ１３０人の来場者が、長さ７メートルのささ竹を器用に使いながら、天守閣のひさしや、軒下などの１年間のほこりを丁寧に落としていました。
一方、家族連れでにぎわう、茨城県のひたち海浜公園に並べられていたのは、たくさんの枯れ草や木の廃材です。
なんでしょうね。
がらくたか、これかと思った。
近くにある観覧車に乗って、上から見下ろしてみると。
あちら、ご覧ください。
２匹のサルが抱き合うようにしているのが分かります
見えてきたのは、来年のえと、縦横およそ２５メートルの巨大なサルの地上絵。
２週間ほどかかって作り上げました。
びっくりだったよね。
きれいだった。
きれいだったね。
きれいだった。
やってみたいこととか？
宿題。
宿題？
この巨大地上絵は、年明け１月１１日まで、展示されるということです。
では続いてワールドトピックスです。
ニューヨークで２８日、ことしの忘れたい思い出を捨てようというイベントが行われ、参加者は、ローンの請求書だとか、別れた恋人との写真を、ごみ箱に次々に捨てにきました。
ある参加者は、世論調査で有権者の半数が、大統領に選ばれたら恥ずかしいと答えた、共和党候補のトランプ氏の写真をシュレッダーにかけてしまいました。
一方、大気汚染に悩まされているのは、中国だけではありません。
大阪府門真市の集合住宅で頭蓋骨など遺体の一部が見付かり２９歳の自称・イラストレーターの女が死体損壊などの疑いで逮捕されました。
死体損壊・遺棄の疑いで逮捕されたのは、門真市の自称イラストレーター・森島輝実容疑者
（２９）です。
今月下旬愛媛県松山市で２５歳の娘が居なくなったと父親から警察に届出がありました。
警察が、この女性と友人関係にある森島容疑者の自宅を捜査したところ、部屋の中から頭蓋骨や遺体の一部がバラバラで見つかったということです。
森島容疑者は「私の部屋には骨と肉片があります。
今は話したくありません」と供述していて、警察は遺体の身元の確認を急いでいます。
上方の女性漫才コンビの草分けとして活躍した海原小浜さんが、今月２４日に亡くなったことがわかりました。
９２歳でした。
海原小浜さんは１９４３年に叔母のお浜さんとコンビを結成、女性しゃべくり漫才の草分けとして活躍し上方漫才大賞などを受賞しました。
「今いくよくるよ」さんなど後に続くコンビに影響を与え、弟子として上沼恵美子さんらを育てました。
お浜さんが病気で引退したあとは、１人でテレビの司会などをこなし、２００５年度に上方漫才の殿堂入りを果たしました。
小浜さんは脳内出血などを患い最近は寝たきりの状態が続いていたということで、今月２４日に大阪市内の病院で亡くなりました。
９２歳でした。
孫の海原やすよともこさんは、「芸人一筋で頑張ってきた海原小浜を応援してくださった皆様、ありがとうございました」とコメントしています。
受験シーズンを前に大阪では小学生が休みを返上して受験勉強をしています。
大手進学塾が開催するこの勉強会には１月に受験を控えたおよそ６００人の小学生が参加しています。
最近の中学受験では子どもたちが同じ日の午前と午後に分けて２校の中学校の入学試験を受けるケースが多くなっています。
その集中力を養うためにも子どもたちはきょうから大晦日まで１日１０時間の勉強漬けの日々を過ごすということです。
入学試験まであと３週間。
子どもたちが春を迎えるのはもう少し先になりそうです。
2015/12/29(火) 11:30〜11:55
関西テレビ１
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