東北発☆未来塾 猪子寿之の電脳教室「福岡に行ってくれ!」 2015.12.28


「東北発☆未来塾」応援団長のサンドウィッチマンです。
どうも!今月の講師は独創的なデジタルアートを生み出し続ける猪子寿之さんだよね。
そうですね。
メンバーの能力を結集するチームのチカラ最終講義です。
ついにアメリカロケだね。
んんん…?ああ。
アメリカ。
これまでですね猪子さんは塾生達に3つの課題を出しました。
その結果8人の塾生の中から3人が選ばれたんですね。
そうですね。
チーム力が高いと評価された3人はご褒美として猪子さんのチームがデジタルアートの展覧会を開くアメリカのシリコンバレーに行くんだよね。
アハハハハ!いやいやそれがねいやそう簡単に行かないでしょう普通。
えどうした?行かないでしょうそんな普通。
だってほら飛行機降りてアメリカ合衆国に入国してんでしょう。
そう見えますか。
いいねぇアメリカ。
自由の国!そうですね。
自由な創造力が生まれそうだよね。
う〜ん。
Welcometoフクオカ?福岡?どういうことこれ?いえいえ福岡です。
え?これ福岡。
何で?実はですねちょっと大変なことが起こったんですね。
何よ。
さかのぼること1週間前です。
塾生たちは東京にある猪子さんの会社に緊急呼び出しを受けたのです。
呼び出し?そして重大な事実が発表されました。
何だよ。
オープンが2月になると…みんなとね行けなくなっちゃったのね。
じゃねえよ!どうすんだよ。
いやいや。
そこでシリコンバレーの代わりに福岡に。
ね移動距離は10分の1でお得。
何がお得なんだよ。
お得ですよ。
福岡に行ってどうすんだよ。
クリスタルツリーというプロジェクトの一員としてチームのチカラを体験してもらおうというお得なプランです。
誰にとってお得なんだよ。
いろんな。
もうもろもろです。
もろもろにちょっとお得なんです。
はい行きましょうとにかく。
未来塾スタート。
始まんのね。
・「未来はあるあるあるきっとどんな時も」・「It’sfinedayIt’sfineday.Everyday!」もとい。
ということで今回の舞台は福岡市。
講師の猪子寿之さんのチームがデジタルアートの作品を展示するのは町の中心部にあるショッピングモールです。
到着したのはお披露目の3日前。
ここで作品を作り上げるチームのチカラを塾生に体感させようというのが猪子さんのねらいです。
出迎えてくれのたはプロジェクトの調整役のメンバーです。
チームラボの中田と申します。
お願いしま〜す。
今回のプロジェクトは猪子さんをはじめさまざまな分野のスペシャリスト15人がチームを作って取り組んでいます。
まずは最終調整段階に入った作品を見せてもらいます。
ぶら下がっているのは65,000個のLED。
それが光ることで立体的な模様を浮かび上がらせる作品。
その名も「クリスタルツリー」です。
実は猪子さんの指示で重要な部分を課題として塾生に任せようというのです。
どんな課題か気になりますが暗くなってから教えるとのこと。
ひとまず近くで見てみることにしました。
(中田)すごい曲が盛り上がったりしてると子どもがここで踊り狂ったようになったりとか結構ここがメインですよ。
夕方6時暗くなってきました。
課題発表の前にツリーの点灯チェックです。
ツリーに浮かび上がる模様を制御しているのがプログラミング担当の福永秀和さん。
どういう模様をどういうタイミングでどのように出すのか。
プログラミングに作品の出来不出来がかかっています。
ふりはこの辺にしておいて中田さんからいよいよ塾生へ課題が発表されます。
ちょっとこっちPC見てもらっていいですか。
「タイムマシーン」というタイトルの曲に合わせて4分間ツリーにさまざまな模様を浮かび上がらせる予定です。
課題は浮かび上がる模様の一部を動きも合わせて考えろというもの。
責任重大です。
締め切りは猪子さんが現場入りする24時間後。
そうと決まれば早速3人でアイデア出しです。
さすが選抜された3人。
どんどん意見を出してアイデアを練っていきます。
笹田さんがまとめ久湊さんがイラストにします。
安心してください。
チームのチカラついてますよ。
ツリーのそばにある水路でハプニングが起こりました。
水中に沈めてあるロープ状のLEDから煙が上がっています。
実は今回のプロジェクトクリスタルツリーと連動して水中のLEDも光らせる計画です。
調べてみるとLEDの接続部分に水が入り回線がショートしたことが原因だとわかりました。
改めて水の中にある全てのLEDをくまなくチェックする事になりました。
その数91本。
これをやんないとツリーの点灯式は2日後。
時間との勝負です。
制作担当ではないメンバーも急きょかりだされました。
この女性は本来PR用の資料づくりの担当です。
やっぱりみんなで…塾生にも胴長が配られます。
チームの一員として参加している以上当然です。
この日の最低気温は9度。
当初の予定では暖かいシリコンバレーに行くはずだったのに…。
こんなイメージ。
愚痴は言うまいと決めた3人ですがついつい思いはアメリカへ。
体冷えた?腰が痛くとも体が冷え切ろうともやるべきことがあります。
猪子さんへのプレゼンまであと4時間。
ツリーの模様を考えねば。
俺が1個思ったのは思いついたのはツリーの下から見ると大きな輪が降ってくる演出です。
自分の立ってる所があるじゃん。
があたかもこう上がって行っているような。
わかる?これが落ちてくるとさ。
(有住)それが上がって見える。
私は今逆にあんまり距離感ないから上の部分は小さめで始まって下に来るにつれて大きくする方がインパクト強いんじゃないかなと思いましたね。
なるほどね。
この方が未来に行ってる感じはするかもね。
「タイムマシーン」というテーマにピッタリかも。
この提案で塾生たち勝負に出ます。
点灯式まで残り1日半。
猪子さんついに登場です。
こんにちは。
こんにちは。
お願いします。
えっとじゃあですね今回このクリスタルツリーのショーの部門というかまあプレゼンみたいな形で。
これなんですけど。
この矢印は下におりてくるっていう意味で実際にやるやつじゃなくてイメージとしては輪っかが何個かこう上から下に落ちてくる円を交互に並べていって真下から見た時にずれて見えるようにしてそれが落ちてくるので自分の立ってる立ち位置があたかも上に上がっていくっていう…。
ワープしてるような。
そうです。
いいね。
宙に浮くような感じを体験できればちょっとワクワクするというか。
そこすごくいい気がします。
それのなんか本質っぽいところじゃないけどそういう案が出てきたのはすごいことです。
いいじゃんやってみようよ。
(笑い)なんと想像以上に好感触です。
相当いいようん。
相当なんか。
プログラミング担当の福永さんが塾生のアイデアの試作を始めました。
よさそうなことはすぐにやってみる。
それが猪子流のモノづくりです。
翌日夜9時。
とりあえずのテスト版ができました。
たしかに全く輪に見えません。
横から見るとちゃんと輪に見えるんですけどね。
やっぱりやってみなくちゃわからないですね。
しばらく無言で見上げていた猪子さん。
何かひらめいたようです。
みんなを引き連れて2階へ向かいます。
これ完全にさ大きいのからちっちゃいのに並べられるの?
(福永)ああちょっと時間かかっちゃいます。
どれくらいかかるの?10分。
うん?ちょっとやってみて。
突然の依頼にも10分で対応。
それを「時間がかかっちゃう」というところもなんかすごいです。
できたんだ。
はい。
結果やいかに。
輪には見えないものの迫力が出てきました。
このシャワーが増える感じになる。
増える感じになる。
予想外の横に伸びるような面白い動きが生まれました。
アイデアのさらなるステップアップを目指し猪子さんを含む4人の議論が始まりました。
専門分野の異なるメンバーが話し合いながら発想し作りまた発想する。
それが猪子さんたちチームの流儀です。
どんどん改良していくことでまた別の発想が生まれたり新たな形が生まれたり。
こういう動きの方が面白いんじゃないかっていうアイデアを変える臨機応変なところとかもすごいなって思って。
試行錯誤するうちに11時をまわり残念ながら時間切れです。
塾生たちのアイデア生かせませんでした。
でも改良は続けることになりました。
ちょっと当初の円の方を音楽に入れるっていうとこから外れちゃったんで今回の演出にはちょっとうまく入れられなさそうなんですけど…ありがとうございます。
クリスタルツリー点灯式当日。
(司会)クリスマスツリー運河のイルミネーションを制作いただきましたチームラボの猪子代表よりご挨拶申し上げます。
はじめましてチームラボの猪子です。
今回チームラボで毎年クリスマスツリーを作らしていただいているんですけども今年もうちのメンバーが死んじゃう水につかりすぎて死んじゃうんじゃないかって思うぐらい死ぬ思いをしているので僕らにとってはですねこのクリスマスツリーは本当に世界一のクリスマスツリーだと思っていますのでよろしくお願いします。
(拍手)
(司会)ありがとうございました。
チームの集大成を見守る瞬間。
うれしくもあり怖くもある瞬間です。
アメリカではなく福岡が舞台でしたが塾生たちはチームでモノを作っていくことの醍醐味を学びました。
ハプニングに見舞われた水中のLED。
安心してください。
ちゃんとついてますよ。
何日間いたんだっけ?日曜から入ったので…。
4日。
きょう何日目?4日目です。
4日目。
まぁその4日いてまあわかったと思うけどこういう新しいことってよくその発想が大事とかアイデアが大事みたいなねクリエイティブっていう言葉ってアイデアとか発想みたいなイメージが強いじゃん。
もちろんそれはすごいもうそれはすごい重要なんだけどそうはいっても多分創造っていう行為の多分1パーセントくらいだと思うのね。
99パーセントは本当に最後まで仕上げるっていう事が多分すごい大変でいろんなメンバーがそれぞれ自分で考えて自分で手を動かして自分で体を張ってやりきるんだね。
創造するっていうクリエーションするっていうことは本当はそういうことだよね。
何が言いたかったかわからなくなってきたんだけどまあだからこれから多分すごい人生長いからねまあ極めてね自由にね創造的でねしかも最終的には泥くさくね生きてもらえたらいいなと思います。
うん。
塾生たちもメンバーとしてプロジェクトに参加するっていう事でクリエイティブの泥くささを体感できたいい講義でしたね。
クリエイティブの泥くささもいいけど広大なアメリカも体感したかったろうなぁ。
さて次回はですね2016年の1発目でございます。
宮城県の栗原市にあるお寺の住職。
お正月だから除夜の鐘のチカラかな?除夜の鐘はだって大みそかの夜じゃない。
じゃ初詣のチカラ?それは神社でしょう。
この金田さんはですね震災直後から被災した人たちの悩みを聞くことで心のケアをしてきたお坊さんなんですね。
ちょっと何言ってるのかわかんないけど。
なんでわかんないんだよ。
どこがわからなかったんだよ。
2015年の放送はこれで終わりでございます。
そうなんですね。
テレビの前の皆さんもよいお年を。
はい。
それでは2016年の未来塾も
(2人)お楽しみに!
(テーマ音楽)2015/12/28(月) 23:00〜23:20
NHKEテレ1大阪
東北発☆未来塾 猪子寿之の電脳教室「福岡に行ってくれ!」[解][字]

デジタルアートの風雲児・猪子寿之さんからの難題をくぐり抜けた三人の塾生。猪子チームの展覧会が開かれるアメリカへ。ところがサンドウィッチマンも驚く大変な事態に…!

詳細情報
番組内容
デジタルアートの新境地を開き、世界を驚かせ続ける猪子寿之さん。三つの課題を出して、8人の塾生からチーム力の高い3人を選んだ。ご褒美として、猪子さんが率いるデジタルアート集団の開催するアメリカ・シリコンバレーでの展覧会へ招待する!しかし!出発の1週間前、3人の塾生は猪子さんの会社に緊急呼び出しをうける。そこで猪子さんの口から発せられる驚がくの事実とは!?【MC】サンドウィッチマン【語り】吉本実憂
出演者
【出演】チームラボ株式会社代表取締役…猪子寿之,【キャスター】サンドウィッチマン,【語り】吉本実憂

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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日本語(解説)
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