岸田外務大臣は今日午後、従軍慰安婦問題の決着を目指して韓国のユン・ビョンセ外相とソウル市内で会談する。
最終決着できるか、会談の行方は予断を許さない状況。
岸田外務大臣は出発前、このように、会談に臨む心境を語った。
旧日本軍による従軍慰安婦問題について韓国側は日本政府の責任認定や元慰安婦への賠償を求めているが、日本側は、解決済みという立場を崩していない。
日本側からは妥結案として元慰安婦を支援する基金の創設や安倍総理が元慰安婦に手紙を出すなどの案が浮上している。
さらに日本側は、ソウルの日本大使館前に設置された慰安婦の像の撤去を求めている。
また、韓国側がこの問題を蒸し返さないことをどう担保できるのかも焦点。
外務省幹部は、歩み寄りも溝もあるどういう結果が待ち受けているかわからないと話していて午後の外相会談で最終決着できるかはなお予断を許さない状況。
一方、韓国側は、慰安婦問題の交渉にどのような立場で臨むのか。
ソウルから中継。
会談は、こちら韓国外務省で午後2時から開かれます。
今年は日韓の国交正常化20周年の年で韓国政府も自ら、年内の妥結が望ましいと表明しているとおり、慰安婦問題を早く解決させなければという強い思いがある。
ただ、韓国内には安易な妥結は許されないという世論が根強く韓国政府はこうした国内の世論とどのように折り合いをつけるのか難しい調整を迫られている。
おととい開かれた緊急集会で、元慰安婦も、日本側が法的責任を認めない限り妥結すべきでないと強調している。
また、日本側が求めている日本大使館前の少女像の撤去をめぐって像を設置した支援団体は暴力的な試みと厳しく非難した上で、撤去しないとも述べている。
韓国外務省のユン・ビョンセ外相も昨日改めて、法的責任を問う姿勢は変わらないと述べていて日韓が立場の隔たりを超えて千葉県君津市で、祖父母を殺害したと自首した孫の17歳の少年が殺人の疑いで逮捕された事件で、少年が、通行人を殺そうと考えたが逃げられてしまうと思った、だから身内にしたなどと供述していることが新たにわかった。
君津警察署前から中継。
逮捕された少年は、昨日午後、こちらの警察署で行われた取り調べの中で今思えば大変なことをしてしまったと後悔していますと反省の言葉を口にしたとのことだがその表情は淡々としていたとのことです。
この事件はおととい君津市で、高校2年生の少年がおじいちゃんとおばあちゃんを殺したと自首し、供述どおり、君津市内の住宅から祖父母の遺体が見つかったもの。
警察は祖母を殺害した疑いで少年を逮捕し今朝、送検した。
警察によると、少年は学校の友人関係がうまくいかなかったことでストレスを感じていた、そのストレスを解消するために人を殺そうと思いついたなどと供述していたが、その後の警察への取材で通行人を殺そうと考えたが、逃げられてしまうと思った、だから身内にしたと新たに供述していることがわかった。
少年は、まじめでおとなしい生徒という評判で少年の通う高校では動揺が広がっていて、今日夕方、臨時の保護者説明会が開かれる予定。
昨日夜、横浜市の住宅で42歳の父親が6歳の長男の首を絞め殺害しようとしたとして逮捕された。
長男は意識不明の重体。
昨日午後11時過ぎ、横浜市港北区の住宅で、息子が孫の首を絞めたとこの孫の70歳の祖母から110番通報があった。
警察が駆けつけたところ、1階のリビングで、6歳の長男がぐったりした状態で倒れていて、病院に運ばれたが、意識不明の重体その後、会社員の父親が長男の首を絞めたことを認めたため警察は殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。
父親は、両親、妻、長男と1歳の長女の6人家族で、警察の取り調べに対し、息子の首を絞めて殺そうとしたことは間違いないと容疑を認めているとのことで、警察が詳しいいきさつを調べている。
イラク政府軍は、5月以来、過激派組織イスラム国側の支配下にあった中部ラマディで、中心部にある政府庁舎を制圧したと発表した。
イラク政府軍は首都バグダッドの西およそ100kmにある交通の要衝、ラマディに対して先週から本格的な奪還作戦に着手していた。
過激派組織イスラム国側は、スナイパーによる狙撃や自爆攻撃で抵抗していたが、政府軍の報道官は27日、町の中心部にある政府庁舎を制圧したと発表。
イスラム国はラマディで敗北したと述べた。
アメリカ国防総省の当局者はロイター通信に対して政府庁舎を完全に制圧したかどうかは確認できないとしている。
ラマディが奪還されれば、イラク政府にとって大きな戦果となり、北部にあるイスラム国のイラクでの最大拠点、モスルの奪還に向け、弾みがつく。
安全上の問題が相次いでいる高速増殖炉もんじゅの抜本的な見直しの勧告を受け文部科学省は新たな運営主体やあり方そのものを検討する有識者による初会合を開いた。
有識者による初会合は元東京大学の学長、有馬朗人氏を座長とし高速増殖炉もんじゅをめぐる相次ぐ問題の説明から始まった。
もんじゅは、発電しながら新しい燃料を生み出すとされ1995年に送電を始めたが、ナトリウム漏れ事故を起こすなどトラブルが続き、3年前には、1万件の機器で点検漏れが発覚して事実上の運転禁止命令が出された。
先月中旬には原子力規制委員会が、現在の運営主体である日本原子力研究開発機構に対し運転を安全に行う資質はないとして文部科学省に、運営主体を含めた抜本的な見直しを勧告している。
新たな運営主体を見つけられない場合、もんじゅが廃炉となる可能性もあり、検討会での結論は、来年夏前頃に出される予定。
人気お笑いコンビ、キングオブコメディの芸人の男が女子高校生の制服を盗んだとして逮捕された事件で、男がジャージーとリュック姿なら学校内では不自然ではないと思ったと供述していることが新たにわかった。
今、キングオブコメディ、高橋健一容疑者の身柄が検察庁に送られます。
この事件は人気お笑いコンビ、キングオブコメディの高橋健一容疑者が今年4月、東京・世田谷区にある都立高校の女子更衣室に侵入し、女子生徒の制服などを盗んだとして逮捕されたもので今日午前、東京地検に身柄を送られた。
高橋容疑者はジャージーを着てリュックを背負い、メガネとマスク姿で犯行に及んでいたがその後の取り調べに対し、ジャージーとリュック姿なら学校内では不自然ではないと思ったと供述していることが新たにわかった。
高橋容疑者は、性的欲求を満たすためだった、20年ぐらい前から50〜60件やったと容疑を認めた上で、被害者や相方の今野、事務所に申し訳なく思っていますと供述しているとのこと。
高橋容疑者の自宅からは、女子高校生の制服など600点が押収されていて警視庁が余罪についても調べを進めている。
アメリカ・テキサス州で竜巻が発生し、住宅など1000棟が被害を受けこれまでに11人が死亡した。
26日夜、テキサス州ダラス近郊で複数の竜巻が発生した。
家屋や木々がなぎ倒され、車は横転し、屋根がはぎとられた教会では住民たちが倒れた十字架を柱に立てかける。
この竜巻によりおよそ64kmの範囲にわたって1000棟の建物が被害を受けたほか、運転中の車に竜巻が直撃するなどして11人が死亡した。
また、電気やガスの供給も止まり、市民生活が深刻な影響を受けている。
アメリカ南部では先週から竜巻や大雨による洪水などが相次いでおり、これまでに42人が亡くなるなど大きな被害が出ている。
中国は、1979年から続く一人っ子政策を来月1日から廃止する法律を正式に決定した。
中国の国会に当たる全人代=全国人民代表大会の常務委員会は人口・計画出産法の改正法が来年1月1日から施行されると発表した。
改正法では、夫婦が子どもを2人もうけることを国家として奨励し、今後、育児休暇など関連の制度を拡充していくとのこと。
改正前は条文に当局による産児制限の指導を受けることが明記され、これを根拠に、1人目を産んだ後、半強制的に避妊手術を受けさせられるケースもあったがこの文言も撤廃されることになる。
ただ、1979年から続いてきた一人っ子政策で中国では一人っ子に合わせたライフスタイルが定着しているため、新しい法律ができても短期間で出生率の増加にはつながらないとの見方もある。
徳島県の神社に奉納された来年の干支、申の巨大絵馬が漫画のキャラクターと酷似していると指摘され、神社が撤去を検討していることがわかった。
徳島県護国神社は、先週から来年の干支にちなんだ申の巨大絵馬を飾っていたが、神社の参拝者などから漫画家、島袋光年さんの「トリコ」キャラクターに似ていると指摘を受けたとのこと。
神社によると、絵馬を奉納した徳島県内に住む作者の男性はキャラクターを参考に描いたと話しているとのことで、神社は26日から絵馬を白い布で覆っている。
作者の男性は、現在、出版社に許可を申請しているとのことだが神社は、許可が下りなかった場合は撤去するとしている。
今年も残すところあと4日。
全国各地で新年に向けた準備が進められている。
例年、初詣の三が日で参拝客数日本一を記録する東京・渋谷区の明治神宮では年末恒例となったすす払いが行われた。
すす払いは、午前10時に始まり神職6人が境内で育った長さ4mほどの竹を使って柱などに積もったほこりを払った。
明治神宮では外国人の参拝客数が去年の同じ時期に比べておよそ2倍に増えていて、英語の案内板を増やしたり座り込むなどマナーの悪い人に警備担当者が英語で注意をしたりして対応するとのこと。
大阪の通天閣では恒例の干支の引き継ぎ式が行われた。
まずは、今年の干支の未が1年を振り返る。
これに対し、来年の申は……と、新年から全力で駆け抜けることを誓った。
東京・池袋で大型観光バスが炎上した。
今日午前8時45分頃、豊島区池袋の路上で車内が燃えていると大型観光バスの運転手から110番通報があった。
東京消防庁のポンプ車など7台が出動し火はおよそ1時間10分後に消し止められた。
観光バスに乗客はおらず、運転手は避難し、ケガ人はいなかった。
運転手は、後部座席にある蛍光灯の辺りから火が出たと話しているとのことで、警視庁が出火の原因を調べている。
現場はJR池袋駅からおよそ600mの繁華街。
北海道の旭川郊外にあるJR函館線のトンネルで昨日朝早くに起きた火事は丸一日たった今朝も、火の出た詳しい原因はわかっていない。
現場ではJR北海道が復旧に向けて作業を続けているが、依然、復旧のメドは立っていないとのこと。
この火事の影響で今日も札幌と旭川方面を結ぶ特急列車62本を初め99本の列車が運休している。
特急列車は一部区間をバス代行で運転しているが年末の帰省などに大きな混乱が続いている。
日本年金機構の個人情報を扱う業務が和歌山県など3県で元請け業者から下請け業者に無断で丸投げされていた問題で下請け業者がMBSの取材に「別の7県でも丸投げが行われていた」と明かし機構が再調査を始めました。
日本年金機構の和歌山など3県の事務センターで行われていた個人情報入力業務では年金機構が委託した福井県の元請け業者が富山県の下請け業者に業務を再委託されていたことが、8月、MBSの取材で明らかになりました。
年金機構は個人情報を扱う業務のため再委託を禁止していて、緊急調査を実施した結果、「他に再委託はなかった」と結論付けていました。
しかし、下請け業者の社長が先週、MBSの取材に応じ「すでに明らかになった3県以外に滋賀や徳島など少なくとも7県でも再委託が行われていた」と明かしました。
これを受け年金機構は「重大な問題と受け止めている」として再調査を始めています。
再稼働が可能になった高浜原発の防災対策を確認するため、丸川珠代原子力防災担当大臣が三日月滋賀県知事と面談し、意見を交わしました。
丸川原子力防災担当大臣は、きのうから高浜原発周辺の防災施設などを視察し、避難計画などを確認しています。
けさからは再稼働に反対している滋賀県の三日月知事と会談しました。
三日月知事は、関西電力との間で締結しようとしている県との安全協定について、国主導で進めて欲しいと伝えました。
丸川大臣は、国としては今後情報の連携や避難訓練などでリーダーシップを執っていくと話しました。
今年1年のニュースを写真や映像などで振り返る「報道展」が大阪で開かれています。
テレビや新聞が伝えたニュース映像や写真でこの一年を振り返る「報道展」。
今年は60回の節目を迎えました。
会場では最優秀賞に選ばれた毎日新聞の「阪神大震災20年」など100点の写真と11本のニュース映像が展示されています。
今年6月新幹線で火を放ち男が自殺を図った事件現場を撮影した映像で関西写真記者協会賞となったMBSの「東海道新幹線で焼身自殺か」や各地のサクラを撮影した「桜スケッチ2015」などの受賞作品も上映されています。
報道展は大みそかまで大阪梅田の阪神百貨店で開催されています。
2015/12/28(月) 11:30〜11:55
MBS毎日放送
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