こんばんは。
みんなのニュースウィークエンドです。
千葉県の君津警察署にきのう、１７歳の男子生徒が、祖父母を殺したと自首し、６０代の夫婦の遺体が見つかった事件。
きょう殺人の疑いで逮捕された男子生徒は、ストレス解消のために、人を殺そうと思った。
殺す相手は、誰でもよかったと供述しているということです。
おじいちゃん、おばあちゃんを殺した。
きのう午後６時過ぎ、県立高校２年の男子生徒が、千葉県の君津警察署を訪れ、このように話しました。
そして警察は、男子生徒の話をもとに、君津市内の住宅で死亡している６７歳の祖父と、６４歳の祖母の遺体を発見しました。
警察はきょう、祖母を殺害した疑いで男子生徒を逮捕。
男子生徒は２３日早朝、祖母を刃物で突き刺し、殺害したと見られています。
男子生徒は、祖父母とは別の家で、母親と暮らしていましたが、時々、祖父母のもとを訪れていたといいます。
最近トラブルがあったとか、そういう話は？
いや、全くないんで、突然のことなんで、自分も状況がよく分からないので。
結構、接する機会はあったんですか？
ちょくちょくあったんですけど。
２人の遺体には、刃物のようなもので突き刺し、くぼんでいるような痕がありました。
警察によると、住宅からいずれも血痕が付いたナイフやつるはし、金づちが発見されました。
感情を表に出さず、淡々と調べに応じている男子生徒。
学校で友達関係がうまくいっていなかったことで、ストレスを感じていた。
ストレス解消のために人を殺そうと思った。
殺す相手は誰でもよかった。
祖父母に恨みはない。
と、供述し、ナイフで刺したりして、殺したことに間違いないと、犯行を認めています。
男子生徒が通っていた高校によると、２２日の終業式まで休まずに登校していたといいます。
美術が好きで、デザイン関係の専門学校への進学を希望していた男子生徒。
高校の教頭は。
すごく普通の、真面目な、おとなしい感じの子ですね。
なんでそういうことになってしまったか全くつかめない状態です。
授業もちゃんと受けるし、遅刻も欠席もないし。
いわゆる優等生っぽい感じですね。
静かな子です。
おじいちゃん、おばあちゃんとは仲よかったんで。
事件が起きたと見られる２３日から自首をしたきのうまでの男子生徒の行動は、まだ明らかになっていません。
警察は犯行の動機などを詳しく調べるとともに、男子生徒が２３日に祖父も殺害した可能性があると見て、犯行に至った経緯についても捜査しています。
続いては澤穂希選手の現役最後の試合です。
永島さんがお伝えします。
こんばんは。
１６日に現役引退を電撃発表。
最後の大会となった皇后杯は、決勝まで勝ち進んできました。
日本サッカー界のレジェンド、澤穂希選手のラストマッチです。
３７歳で引退を決断した澤穂希選手。
現役最後となる試合前でも、ふだんと変わらない様子で会場に入ります。
そして、澤選手の母、満壽子さんも娘の最後の姿を見るため、スタジアムに駆けつけました。
さらに。
皇后杯の決勝戦が行われる等々力競技場。
つまり、澤選手のラストゲームということになるんですけれども、試合開始２時間前からすごい行列です。
注目の一戦です。
皆さんで試合をしっかりと見ましょう。
きょう、栃木からなんですけど、来ましたけれども、やはりちょっと、最後は生で見て、見届けたいなっていうふうに思いました。
中学のころに、サッカーをやってました。
今まで、ずっと女子サッカー界を引っ張ってきてくれて、すごい尊敬していました。
今までありがとうございました。
澤選手のユニホームを着た、熱いサポーターの姿も。
澤さんにそれだけ、ありがとうという気持ちを伝えたかったから、ここまでなりました。
きょうは特別ですよね？
きょうは特別。
澤さんに、これ持って。
いくぞ、澤コールいくぞ。
せーの、さーわ、さーわ、さーわ！
試合前のウォーミングアップ、澤選手、非常にいい表情、そしていい動きですね。
なんの問題もないです。
澤選手のラストダンス。
大いに期待しましょう。
これが２４年間の現役で最後の試合、皇后杯決勝。
これ以上ない大舞台。
観客は皇后杯史上最多となる２万３７９人。
日本中が澤の最後のプレーに注目です。
前半５分。
早くも澤が躍動します。
前線への浮き球のパス。
なかじまがしゅーとしますがクリアされてしまいます。
これまではバランス重視で、後方にいることが多かった澤ですが、この試合は、積極的に前線へ顔を出します。
前半終了間際には、神戸が決定的なチャンス。
川澄のクロスに対し、中島が飛び込み、混戦となりますが、先制点を挙げることはできません。
母の満壽子さん、そして、夫の辻上さんがスタンドで見守る中、試合は後半へ。
後半３分、左からのコーナーキック。
澤が二アサイドで合わせますが、ゴールの左へ。
２０年を超える現役生活。
勝負どころでは、常にゴールを決めていた澤。
後半３３分。
相手に競り勝っての、ヘディング。
後方から完璧なタイミングで合わせます。
これが、日本女子サッカーをけん引してきた選手の実力。
引退試合で、みずからが決勝ゴール。
澤のゴールで神戸が２大会ぶり、５度目の優勝。
女子サッカー日本一に輝きました。
そして試合後、チームメートと、優勝の喜びを分かち合った澤。
歓喜の輪の中で胴上げされ、４度、宙を舞いました。
ワールドカップ優勝など、輝かしい成績を残してきた２４年の現役生活。
最後に、みずからのゴールと、皇后杯優勝という結果を添えて、澤がピッチを去ります。
永島さん、さすがは澤選手。
劇的なゴールで有終の美になりましたね。
そうですね。
彼女と話してると、常に女子サッカーのこと、そしてチームが勝つことを話するんですけど、きょうの試合でもやはり、しっかりとバランスを取るということをしながら、コーナーキックで、ここ一番で決めるところ。
やっぱりね、彼女はまだまだやって、プレーをしてもらいたかったんですけどね、さすがだという有終の美ですよね。
決めて終わるのがやっぱりスターですよね。
すばらしい、ご苦労さまでした。
きょう未明、愛知県岡崎市の東名高速道路で、男性がパトカーにひかれ死亡しました。
警察は、男性が元妻などを金づちで殴ったあと、高速道路で自殺を図ったと見て調べています。
きょう午前４時ごろ、岡崎氏東阿知和町の東名高速道路上り線で、愛知県警高速隊の３１歳の巡査部長が運転するパトカーが、車線上に倒れていた男性をひきました。
男性は、近くに住む大工の織田勝治さんで、まもなく死亡しました。
この事故の直前、織田さんの娘から警察に、父が、母と自分を金づちで殴ったあと、自分も死ぬと言って出ていったと通報があったということです。
元妻は後頭部を殴られ重傷。
娘も頭に軽いけがをしていて、警察は、織田さんが２人を殴ったあと、高速道路で横たわり、自殺を図ったと見て調べています。
続いて、いわゆる従軍慰安婦問題の最終的な妥結を目指す日韓外相会談があす、行われます。
それに先立ち、午後から、両国外務省の担当局長による協議が行われました。
協議の焦点を見ていきます。
まず、日本政府としては、過去に韓国側が蒸し返してきた経緯を踏まえて、二度と取り上げない確約をどう担保できるかが、最大のポイントになっています。
このため、新たに創設を検討している元慰安婦のための基金。
日本側が数億円規模の出資を検討していますが、韓国側は、さらに大きな額を要求すると見られています。
また安倍総理が元慰安婦に手紙を書くことなども検討されています。
一方、ソウルの日本大使館前に、民間団体が設置した慰安婦を象徴する少女の像の撤去についても、焦点となっています。
これらを巡る協議が行われていたソウルから、藤田記者が最新情報をお伝えします。
午後３時から始まった協議は先ほど終了しました。
懸案の慰安婦問題を完全に決着するため、２時間以上にわたって突っ込んだ協議が行われました。
協議終了後、石兼アジア大洋州局長は、無言で韓国外務省を後にしました。
実は、協議が始まる直前、われわれメディアを驚かせる出来事がありました。
ロビーに集まっていた記者団を前に、実は、ユン・ビョンセ外相が姿を現し、早速、日本をけん制しました。
協議では、慰安婦問題を韓国が蒸し返さないよう、どのように担保するかや、日本大使館前にある少女の像の撤去を巡り、協議をしたものと見られます。
藤田さん、協議の見通し、どうなりそうなんでしょうか？
協議前に、ユン外相が韓国の立場を強調したのは、慰安婦問題で妥協を許さない、国内世論を意識したものと見られます。
日本政府内にも韓国政府が国内の世論を抑えられるのか、半信半疑という声も上がっていて、妥結できるかはあしたの外相会談が終わるまで、予断を許さない状況です。
きょう未明、大阪府東大阪市で住宅が焼け、近くで火炎瓶のようなものが見つかりました。
警察は、現場から逃げた男の身柄を確保しています。
午前１時半ごろ、東大阪市御幸町の女性から、変な人が来ていて、表が燃えていると警察に通報がありました。
警察などが調べたところ、住宅の玄関付近、およそ１５平方メートルが焼けていて、玄関のガラスも割られていました。
この火事で、女性と小学生の子ども２人が煙を吸い、病院で手当てを受けました。
警察によると、住宅の前の駐車場で、火炎瓶のようなものが見つかりました。
また、警察は、現場から自転車で逃げた男の身柄を確保していますが、男が顔や手にやけどを負っているため、回復を待って事情を聴く方針です。
今シーズン一番の強い寒気が、北日本を中心に流れ込み、冬型の気圧配置が強まっています。
東北地方で今夜遅くにかけて、猛吹雪などに警戒が必要です。
北海道や東北の日本海側では、山沿いを中心に断続的に雪が降っています。
午後５時現在、青森県酸ヶ湯で１３０センチ、北海道幌加内町で１０９センチの積雪が観測され、この冬一番の大雪となっています。
このあとも北海道や東北では、日本海側を中心にまとまった雪が降ると見られていて、あす午後６時までに、多い所で北海道で５０センチ、東北で４０センチの雪が降ると予想されています。
また北海道のえりも岬では、午後１時前に３６．２メートルの最大瞬間風速が観測されました。
再びスポーツ、永島さんです。
全日本フィギュアは今夜、注目の女子フリーを迎えます。
復活を狙う浅田真央選手や、連覇のかかる宮原選手など、大一番を前に、公式練習を行いました。
きのうのショートプログラムから一夜明け、きょうの公式練習に姿を見せた浅田の表情は、決して明るいものではありませんでした。
うーんって感じですね。
ミスなくっていうのが、テーマだったんですけど、それもできなかったので。
２年ぶりの全日本の舞台。
世界選手権の切符を懸けた大事な大会でしたが、絶好調には程遠く、笑顔は見られませんでした。
それでもショートプログラム５位からの巻き返しを誓い、きょうの練習に集中した浅田。
ジャンプの精度は低く、ミスもありましたが、ソチオリンピックで見せたようなフリーでの完璧な演技に期待がかかります。
一方、ショートプログラムでただ一人、７０点台をマークし、首位に立った宮原。
大会連覇へ、順調な調整ぶりを見せていました。
注目の女子フリーは、今夜決着します。
年末の風物詩、競馬のグランプリ、第６０回有馬記念が、中山競馬場で行われ、意外な伏兵がＧ１初制覇を果たしました。
注目は、このレースがラストランのゴールドシップ。
そして歌手の北島三郎さんがオーナーを務める、菊花賞馬、キタサンブラックでした。
キタサンブラック、マリアライト、そして７番のゴールドアクター。
ここでサウンズオブアースが突っ込んでくる。
抜け出しているのがゴールドアクター。
そしてサウンズオブアース、勝ったのはゴールドアクター。
８番人気の伏兵、ゴールドアクターが優勝。
うれしいＧ１初制覇です。
以上、スポーツでした。
生徒が少ない日を狙っていました。
女子高生の制服を盗んだ疑いで逮捕されたお笑いコンビ、キングオブコメディの高橋健一容疑者が、生徒が少ない土曜日の部活中を狙ったと話していることが新たに分かりました。
高橋容疑者は犯行後、制服をリュックに入れて高校の塀をよじ登り、逃走していました。
ことし９月、熊本市内のラブホテルで生後３か月の乳児が、覚醒剤を投与され殺害された事件で、乳児の母親と交際していた、
きのう夜、関西空港の近くの海で女性の遺体が浮いているのが見つかりました。
警察は事件と事故の両面で捜査しています。
きのう午後８時１５分ごろ、大阪府泉佐野市にある関西空港の高速船の乗り場付近の海に女性の遺体が浮いているのを係員が見つけて警察に知らせました。
警察によると女性は３０代から５０代とみられ、両足に靴下をはきメガネを着用していましたが服などは身につけていませんでした。
遺体には岸壁に触れた時に、ついたとみられるすり傷以外に目立った傷はなく、死後半日から２日程とみられています。
警察は女性の身元の確認を進めるとともに、事件と事故の両面で捜査しています。
ことしも残すところあとわずか、各地で新年を迎える準備が進んでいます。
京都の知恩院では、除夜の鐘の「試しづき」が行われました。
重さ７０トンもある鐘を、僧侶たちが掛け声とともにつきます。
除夜の鐘の「試しづき」は、過去に僧侶たちのタイミングが合わずに失敗した経験から始められたと言われています。
大晦日には息を合わせた除夜の鐘が鳴り響き、新年を迎えます。
神戸の生田神社では新年に飾る「杉盛り」作りが行われました。
生田神社では新年に門松ではなく杉で作った「杉盛り」を飾ります。
過去に大雨で松が倒れて社殿が倒壊したという言い伝えがあることがその理由です地域の繁栄などを願って榊の枝とススキの穂を立て、２０００本の杉の枝を挿していくと、高さ３．５メートルの「杉盛り」が完成しました。
生田神社では初詣の参拝客を１５０万人と見込んでいます。
和歌山県那智勝浦町の「那智の滝」では、新年を前に大しめ縄が張り替えられました。
白装束に身を包んだ神職たちが、しめ縄を担いで滝の頂上までの険しい山道を登って行きます。
「那智の滝」は熊野那智大社のご神体で、１３３メートルという日本一の落差を誇ります。
神職たちは命綱もつけず冷たい水に耐えながら、長さ２６メートルもの大しめ縄を手際よく張り替えました。
１時間ほどで作業は終わり、熊野那智大社ではすべての迎春準備が整いました。
阪神淡路大震災が起きてから来月で２１年となります。
滋賀県草津市では震災の経験を語り継ごうと月に一度、「ある取り組み」が行われています。
毎月１７日、草津市役所のレストランではランチタイムに特別なメニューが登場します。
防災の文字をくりぬいた海苔をはった「防災おにぎり定食」です。
草津市役所のレストランに行けば、誰でも食べることができます。
阪神・淡路大震災の教訓を若い世代にも語り継ぐため、毎月１７日に行われている取り組みで、草津市の職員岩佐卓實さんが考えました。
阪神淡路大震災の後、岩佐さんは消防士として神戸で活動しました。
当時の経験を小学生に講演で伝えていますが最近は震災のことすら知らない子どもたちが多いことに危機感を覚えています。
震災の後、おにぎりは、多くの人の命を支えました。
寒さに震え、不安を抱えながら避難所で食べたおにぎり。
毎月１７日におにぎりを食べることで当時の記憶を震災を知らない世代にも伝えて欲しいという願いが込められています。
震災を語り継ぐために始まった小さな取組み、しかしこうした活動こそが、一番大切なことなのかもしれません。
（まる子）さあみんな集まって！『ちびまる子ちゃん』が始まるよ！さて今日はジャジャーン！2015/12/27(日) 17:30〜18:00
関西テレビ１
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