Updated: Tokyo  2015/12/30 22:31  |  New York  2015/12/30 08:31  |  London  2015/12/30 13:31
 

米サンエジソンの株価が続落-資金調達協議めぐる希薄化懸念で

Share Google チェック

    (ブルームバーグ):世界最大の再生可能エネルギー開発会社、米サンエジソンの株価が2日連続で下落した。約6億5000万ドル(約780億円)の資金調達に向けた交渉が既存株式の価値の希薄化につながる懸念をアナリストが指摘した。

29日のニューヨーク市場で同社株は8.6%安の5.02ドルで終了。前日は7.3%下落し、2日間の下げ率は3週間ぶりの大きさとなった。債務に関して協議を行っていると米証券取引委員会(SEC)への届出書で開示した24日には、株価は9.8%上昇していた。

UBSのアナリスト、ジュリアン・デュムラン・スミス氏は28日付の調査リポートで、「ワラントは珍しくないが、経営陣の開示は形式や大きさについて明確にしていない」と指摘した。同氏はサンエジソンの投資判断を「セル」としている。

同社は今月10日以降、最大6億5000万ドルの第2抵当権付き与信枠を含む資金調達に関する協議を続けている。届出書によると、借り換えの手法には「かなりの額の」既存の資本が含まれる可能性がある。

同社の広報担当者は電話と電子メールでの問い合わせに対し、今のところ返答していない。

原題:SunEdison Falls a Second Day Amid Concern on Financing Talks (1)(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Christopher Martin cmartin11@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先: Reed Landberg landberg@bloomberg.net

更新日時: 2015/12/30 14:14 JST

 
 
 
最新のマーケット情報を携帯でご覧いただけます。ぜひご利用ください。