1時になりました。
ニュースをお伝えします。
けさ、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船3隻が、1時間余りにわたって日本の領海に侵入しました。
このうち1隻は、4本の砲と見られる装備を搭載していて、この船が領海に侵入したのは初めてです。
第11管区海上保安本部によりますと、きょう午前9時半ごろ、尖閣諸島の久場島の沖合で、中国海警局の船3隻が、相次いで日本の領海に侵入しました。
このうち1隻は、甲板に、4本の砲と見られる装備を搭載していて、この船が領海に侵入したのは初めてです。
3隻は1時間余りにわたって領海内を航行したあと、いずれも午前11時前に領海から出たということです。
3隻は午前11時現在、久場島の西北西およそ26キロの日本の接続水域を航行しているということで、海上保安本部が再び領海に近づかないよう、警告と監視を続けています。
尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が領海に侵入したのは今月20日以来で、ことしに入って合わせて35日になります。
北アルプスで本格的な冬山シーズンが始まり、富山県にある剱岳の登山口では、この冬、初めての登山者となる大学の山岳部の部員が入山しました。
剱岳に登る九州大学山岳部の部員たちです。
富山県上市町にある登山口から、5キロほど手前の場所で、入山の準備をしました。
富山県は、毎年12月からよくとしの5月までの間に、北アルプスの剱岳や、その周辺に入山する登山者に、20日前までに登山届を提出するよう条例で義務づけていて、部員たちは条例に基づいて、この冬初めて入山しました。
部員たちが入山した登山口、馬場島周辺のけさの積雪はおよそ5センチだったということです。
頑張ってください。
富山県によりますと、おとといまでに116人が、この冬、剱岳やその周辺への登山を届け出ているということです。
来月16日に投票が行われる台湾の総統選挙に向けて、3人の候補者がテレビで政権を発表しました。
優勢が伝えられている最大野党・民進党の蔡英文候補は、対中国政策について、交流の道を探すことに最大の努力を尽くしたいと述べ、政権が交代したら中国との対話が進められないとの有権者の懸念を払拭するねらいがあると見られます。
台湾の総統選挙には、与党・国民党の朱立倫候補、最大野党・民進党の蔡英文候補、野党・親民党の宋楚ユ候補の3人が立候補していて、来月16日に投票が行われます。
3人の候補者は、台湾の中央選挙委員会が主催する政見発表会に臨みました。
この中で国民党の朱候補は、最大の争点である対中国政策について、独立志向が強いと中国から見られている民進党を念頭に、台湾が不確定な時代に戻ったら、両岸関係は停滞すると述べ、政権が交代したら中台関係が悪化すると訴えました。
これに対して民進党の蔡候補は、お互いに受け入れられる交流の道を探ることに、最大の努力を尽くしたいと述べました。
蔡候補の今回の発言は、中国と対話が進められないとの有権者の懸念を、払拭するねらいがあると見られます。
2015/12/26(土) 13:00〜13:05
NHK総合1・神戸
ニュース[字]
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ニュース/報道 – 定時・総合
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