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高浜原発3号機 25日午後から核燃料入れる作業
12月24日 21時03分

福井県にある高浜原子力発電所の3号機と4号機について、裁判所が再稼働を認める判断を示したことを受けて、関西電力はまず、3号機の来月下旬の再稼働を目指して、25日午後から原子炉に核燃料を入れる作業を始めると発表しました。
福井地方裁判所が高浜原発3号機と4号機の再稼働を認める判断を示したことを受けて、関西電力は検査が先行している3号機で、25日午後4時ごろから原子炉に核燃料を入れる作業を始めると発表しました。
それによりますと、現在、原子炉建屋の隣の建物の燃料プールに保管されている157体の核燃料を、クレーンなどを使って1体ずつ原子炉に入れていき、今月29日までに終える予定だとしています。
原子炉に燃料が入れられると、高浜原発3号機の再稼働に向けた準備は最終段階に入り、関西電力は安全上重要な設備の検査や重大事故を想定した訓練を経て、来月下旬に再稼働させる計画です。
おととし施行された新しい規制基準の下では、川内原発の1号機がことし8月、2号機がことし10月にそれぞれ再稼働し、高浜原発3号機が再稼働すれば、これらに次いで3基目になります。
関西電力は4号機も来月下旬に原子炉に燃料を入れ、2月下旬に再稼働させるとしています。

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