ニュース詳細
すかいらーく 1200店余で割安な新電力に切り替えへ12月25日 2時00分
k10010352311_201512250611_201512250613.mp4
外食大手の「すかいらーく」は、経費を削減するため、全国の1200店舗余りという異例の規模で、電力の調達先を、大手の電力会社から割安な新電力に切り替える方針を固めました。
関係者によりますと、ファミリーレストランのガストなどを展開する外食大手の「すかいらーく」は、来年2月から3月にかけて、全国にある店舗のおよそ半分にあたる1204店舗で、電力の調達先を大手の電力会社から割安な新電力に切り替える方針を固めました。
現在、東京電力から調達している東日本の1000店舗と、関西電力から調達している関西の204店舗を、それぞれ別の新電力に切り替えます。切り替えによる電気代の削減は、年間1億円以上に上る見込みです。また、電力の小売りが全面自由化される来年4月以降には、さらにおよそ280店舗で調達先の切り替えを検討しています。
デパートや銀行などでも、電力の調達先を新電力に切り替える動きは出ていますが、この会社が1200店舗余りという異例の規模で切り替えに踏み切るのは、震災の前に比べて電気料金が上がったほか、人手不足で人件費も上昇するなどの厳しい経営環境に対応するには、経費の削減が必要だと判断したためです。
電力小売りの全面自由化を前に、電力販売に参入する企業が相次ぐなか、今後各業界で調達先を見直す動きが広がることも予想されます。
現在、東京電力から調達している東日本の1000店舗と、関西電力から調達している関西の204店舗を、それぞれ別の新電力に切り替えます。切り替えによる電気代の削減は、年間1億円以上に上る見込みです。また、電力の小売りが全面自由化される来年4月以降には、さらにおよそ280店舗で調達先の切り替えを検討しています。
デパートや銀行などでも、電力の調達先を新電力に切り替える動きは出ていますが、この会社が1200店舗余りという異例の規模で切り替えに踏み切るのは、震災の前に比べて電気料金が上がったほか、人手不足で人件費も上昇するなどの厳しい経営環境に対応するには、経費の削減が必要だと判断したためです。
電力小売りの全面自由化を前に、電力販売に参入する企業が相次ぐなか、今後各業界で調達先を見直す動きが広がることも予想されます。