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企業サービス価格は小幅な伸びに12月25日 11時13分
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パリの同時テロ事件の影響でヨーロッパから日本への旅行をやめる動きがあり、ホテルの宿泊料の値上がり幅が縮小したことから、先月、企業向けに提供されたサービスの価格は、去年の同じ月に比べて小幅な伸びにとどまりました。
日銀の発表によりますと、先月、企業向けに提供されたサービスの価格は、平成22年の平均を100とした指数で103となり、去年の同じ月を0.2%上回りました。指数が去年の同じ月を上回るのは29か月連続ですが、伸び率はおととし10月以来の低い水準となっています。
内訳を見ると、外国人観光客の増加を受けてホテルの宿泊料の値上がりが続いていることから、「宿泊サービス」が去年の同じ月を7.9%上回りました。ただ、先月、パリで起きた同時テロ事件の影響でヨーロッパからの旅行を中止する動きが出たことなどから、伸び率は5か月ぶりに1桁にとどまりました。
また、中国経済の減速の影響で貨物船の輸送価格が下がっていることから、「外航貨物輸送」が去年の同じ月を18%下回りました。
日銀は「アジアからの観光客は依然として堅調なことから、宿泊サービス価格の上昇幅の縮小は一時的だと見ているが、パリの同時テロ事件の影響がどこまで広がるのか注視していきたい」と話しています。
内訳を見ると、外国人観光客の増加を受けてホテルの宿泊料の値上がりが続いていることから、「宿泊サービス」が去年の同じ月を7.9%上回りました。ただ、先月、パリで起きた同時テロ事件の影響でヨーロッパからの旅行を中止する動きが出たことなどから、伸び率は5か月ぶりに1桁にとどまりました。
また、中国経済の減速の影響で貨物船の輸送価格が下がっていることから、「外航貨物輸送」が去年の同じ月を18%下回りました。
日銀は「アジアからの観光客は依然として堅調なことから、宿泊サービス価格の上昇幅の縮小は一時的だと見ているが、パリの同時テロ事件の影響がどこまで広がるのか注視していきたい」と話しています。