来年２月の電気・ガス料金 全社が値下げへ

12月25日 16時28分

電力１０社と大手都市ガス４社は、原油やＬＮＧ＝液化天然ガスの輸入価格が下がったことから、来年２月の電気やガスの料金をそろって値下げすることになりました。

電気とガスの料金は、政府の認可が必要な料金改定とは別に、直近３か月の燃料や原料の輸入価格を基に毎月、見直されています。
電気事業連合会によりますと、来年２月の電気料金は、燃料となる原油やＬＮＧなどの輸入価格が下がったことから、全国１０社がそろって値下げすることになりました。
来年１月と比べた値下げ幅は、電気の使用量が平均的な家庭で１か月当たり、▽北海道電力が９１円、▽東北電力が５０円、▽東京電力が６７円、▽中部電力が４２円、▽北陸電力が５１円、▽関西電力が８４円、▽中国電力が６５円、▽四国電力が６０円、▽九州電力が４２円、▽沖縄電力が１０２円となります。
また、大手都市ガス４社も、ＬＮＧの輸入価格の下落を受けて来年２月のガス料金を値下げすることになりました。値下げ幅は、▽東京ガスが２２円、▽大阪ガスが２１円、▽名古屋市に本社がある東邦ガスが１８円、▽福岡市に本社がある西部ガスが１４円となります。