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エーゲ海で難民乗せた船の転覆相次ぐ12月25日 5時53分
エーゲ海ではギリシャやトルコの沖合で、難民や移民を乗せたボートが相次いで転覆して、合わせて31人の死亡が確認され、冬に入っても中東などからヨーロッパを目指す人があとを絶ちません。
エーゲ海のトルコ西部の沖合で24日、ギリシャを目指していた難民や移民を乗せたボートが転覆し、これまでに子ども6人を含む18人の死亡が確認されました。
地元メディアによりますと、ボートには定員を上回る人が乗っていたということで、冬の悪天候で大きな波がボートに押し寄せ転覆したとみられています。
また23日にも、ギリシャ東部の沖合で難民や移民29人を乗せたボートが転覆し、子ども7人を含む13人の死亡が確認され、エーゲ海ではこの2日間で少なくとも31人が死亡しました。
ギリシャの沿岸警備隊によりますと、23日だけで難民や移民600人余りを救助したほか、イタリアの当局も、地中海で22日と23日の2日間に合わせて1100人以上を救助したということで、波が高く水温が下がる冬になっても中東などからヨーロッパを目指す人があとを絶ちません。
国連によりますと、ことし、中東やアフリカなどからヨーロッパに流入した難民や移民は100万人を超えたほか、船が転覆するなどして死亡や行方不明の人は3700人余りに上っています。
地元メディアによりますと、ボートには定員を上回る人が乗っていたということで、冬の悪天候で大きな波がボートに押し寄せ転覆したとみられています。
また23日にも、ギリシャ東部の沖合で難民や移民29人を乗せたボートが転覆し、子ども7人を含む13人の死亡が確認され、エーゲ海ではこの2日間で少なくとも31人が死亡しました。
ギリシャの沿岸警備隊によりますと、23日だけで難民や移民600人余りを救助したほか、イタリアの当局も、地中海で22日と23日の2日間に合わせて1100人以上を救助したということで、波が高く水温が下がる冬になっても中東などからヨーロッパを目指す人があとを絶ちません。
国連によりますと、ことし、中東やアフリカなどからヨーロッパに流入した難民や移民は100万人を超えたほか、船が転覆するなどして死亡や行方不明の人は3700人余りに上っています。