大きな爆発音の後、船体から黒い煙が立ち上る。
今年7月、茨城県の大洗から北海道の苫小牧へ向かっていたカーフェリー「さんふらわあだいせつ」の火災発生直後の無線。
乗客・乗員は94人。
火の回りが早く、火災の30分後には船長が全員の避難を決断した。
陸地から55kmの海上。
日没後の暗闇が迫る中での救出劇となった。
しかし、二等航海士の男性が消火作業中、行方不明に。
迫る炎の中、航海士を案じ続けた船長が、海上保安庁の説得に応じ、船を降りたのは、火災発生の4時間後だった。
航海士は3日後、船内から遺体で見つかった。
火災があった航路は北海道と首都圏を結ぶ唯一のルート、海の大動脈。
フェリーは船内の修復作業をほぼ終え、今日、試験運航に出た。
フェリー会社は安全対策をまとめた上で、年明けの早い時期に運航を再開させたい考え。
JNNが独自に入手した無線交信の一部始終をご覧いただきました。
部下を助けたい船長とその命を救おうとする海上保安官。
両者の責任感と決断は非常に重く、つらいものだったと思います。
次は、国と沖縄県の攻防が激しさを増しています。
アメリカ軍普天間基地の移設問題をめぐっては、現在、国が沖縄県を訴えて裁判が行われていますが、今度は沖縄県が国を訴えました。
公権力の行使に対して不服を申し立てるという抗告訴訟というもので、これで2つの裁判が同時に進行していくことになりました。
今日午後、沖縄県の弁護士が那覇地方裁判所を訪れ、国が進める辺野古移設に向けた作業を停止させるための抗告訴訟の訴状を提出した。
普天間基地の移設をめぐっては、沖縄県の翁長知事が行った辺野古の埋め立て承認の取り消し処分に対して国土交通大臣は処分の効力を一時停止させていて、国は埋め立てに向けた工事を進めている。
これに対し、県は、今日起こした抗告訴訟で国交大臣の決定は違法だとしてその取り下げを求めている。
普天間基地の移設問題をめぐっては翁長知事の埋め立て承認の取り消しは違法だとして国も県を相手に訴訟を起こしていて、国と県双方が裁判を起こす異例の展開となっている。
佐古さん、今回、国を訴えた沖縄県側の狙いというのはどこにあるんでしょうか?今もお伝えしたように、今は国が沖縄県を訴えて法廷闘争の真っ最中であるわけですが、それにもかかわらず、国は辺野古で今、工事をずっと続けているんですよね。
それをとにかく止めるということが今回の沖縄県側の最大の目的と言えそうです。
あらゆる手段でと翁長知事言っていますが、護岸工事への着手も迫ると言われている中で、いわば緊急性のアピールも込めた国への対抗手段なんですよね。
翁長知事の埋め立て承認の取り消しの効力を国土交通大臣が停止したのは適法なのかどうかというのを審査してほしいと訴え出たのがこの国地方係争処理委員会だったんですが、これが昨日、いわば門前払いをされたという結果が出ました。
そこで新たな裁判を起こしたということになります。
しかし、専門家によりますと、この抗告訴訟と言われている提訴の原告となる権利を地方自治体が果たして持っているのかどうかという見方もあって、入り口でこの提訴がどう判断されるかが1つの関門であるだろうというのが見方でもあります。
ただ、一連の経緯の中ではここにあるように、国側が突然、立場を私人というものに変えて異議を申し立てしたということもあったんですね。
とにもかくにも、前例のない国と地方の争いはさらに混沌としてきました。
今日はクリスマスですが、世界各地ではPM2.5による大気汚染や異常気象、さらにはテロに対する厳戒態勢とお祝いムードとは言えない光景が広がっています。
今年もやってきたクリスマス。
アメリカ軍などが運営するNORADのウェブサイトには毎年恒例のサンタクロース追跡の様子が公開された。
しかし、世界各地では毎年恒例とは言えないクリスマス風景が…例年なら真冬のニューヨーク。
しかし目に付くのは、Tシャツ姿で歩く人たち。
中には半ズボンの人も。
エルニーニョ現象で暖かい空気が流れ込み、マンハッタン中心部の気温は22.2度まで上昇。
観測史上、最も暖かいクリスマスイブになった。
またアメリカ南部ではミシシッピ州など、広い範囲で20以上の竜巻が発生。
少なくとも14人が死亡した。
クリスマスシーズンに竜巻が発生するのは異例のことで、ミシシッピ州の一部の地域には非常事態宣言が出された。
北京の繁華街に設置されているクリスマスツリーなんですが、空気が悪いため、少し霞んでしまっています。
こちらは中国の北京。
PM2.5の影響で、市内は朝から一面、真っ白となり、皮肉な形のホワイトクリスマスとなった。
北京では最も深刻な赤色警報が解除されたばかりだが、クリスマスの今日、PM2.5の値が日本の基準の17倍以上と先週の水準を上回ってしまった。
三里屯のメイン通りが今、警察によって封鎖されました。
こちらでは警察官や警備員が次第に増えてきています。
また、北京ではクリスマスに西洋人に危害が加えられる可能性があるとしてアメリカとイギリスの大使館が中国に滞在する自国民らに警戒を呼びかけた。
大勢の警官が武装して警戒に当たるなど、市内は物々しい様子。
先月、同時多発テロが起きたフランスのパリにある教会では、クリスマスのミサが行われたが、非常事態宣言のもと、警備が強化され、自動小銃を手に警戒に当たる兵士たちの姿も見られた。
一方、今年も内戦が続くシリアでは国内の人口の1割を占めるキリスト教徒が平和を祈っていた。
過激派組織イスラム国による修道院などの破壊が行われ、迫害された多くのキリスト教徒が国外に避難を余儀なくされている。
今日、クリスマスはイスラム過激派のターゲットになりやすい日だとされています。
もし銃撃テロに遭ったときどうすればいいのか、ニューヨーク市警のテロ担当者は現地の日系企業関係者に、次のようにアドバイスしたそうです。
A、B、Cの3つに分かれているんですが、まず、Aはこちら、Avoid、逃げるということなんですね。
その場で隠れようとしてはいけないということなんです。
そして、次のBですが、Barricadeです。
部屋に逃げ込んだ場合ですが鍵をかけて家具で扉を塞ぎ、さらに携帯の音を消して身を低くして部屋の電気も消すというものなんです。
そしてCは最後の手段です、Confront、対決するというもの。
身の回りのイスやハサミなどを武器にして戦うということなんです。
日本人は銃になれていないのでとっさに行動に移すのは難しいですが、この3つを覚えておくことが大事だとのことです。
愛媛県宇和島市で今月6日、行方不明になっていた15歳の少女が6日後に神奈川県内で母親に無事保護されました。
警察は今日、少女を連れ去った疑いで37歳の男を逮捕した。
調べによると、愛媛県宇和島市内に住む15歳の少女は、今月6日の未明、インターネットで知り合った男に誘い出され、来るまで神奈川県相模原市の男の自宅に連れていかれた。
母親が翌日、警察に行方不明者届を出し捜していたところ、少女と携帯電話で連絡を取り合っていた友人の話から居場所が判明した。
行方不明から6日後の今月12日、母親が男の自宅へ向かい、アパートに1人でいた少女を保護したとのこと。
少女にケガなどはなく、ずっと部屋にいたなどと話していたと言う。
警察で裏づけ捜査を進め、今日、神奈川県相模原市のアルバイト作業員、武藤真二容疑者を未成年者誘拐の疑いで逮捕した。
好青年に見えたけど。
前から女の子が時々コロコロ変わっていたのはあったよ。
武藤容疑者は容疑を認めているとのこと。
次はこちら、食卓の定番ひじきです鉄分が豊富だということで、こちらにある煮つけなどは子どもの頃、よく食べなさいと言われていましたよね。
私も貧血気味なので本当によく食べていたんですが、そんな人たちに驚きの事実です。
国が定めた食品成分表が5年ぶりに改訂され、ひじきの鉄分の量が今までの9分の1に減ってしまいました。
一体なぜなんでしょうか。
肉や魚、そして、野菜。
私たちが日頃、口にする食材にはどのような栄養成分が含まれ、どのくらいのカロリーがあるのか。
学校の給食や飲食店のメニューづくりに活用されているのが日本食品標準成分表。
文部科学省はこれを改訂した。
今回、掲載する食品数を15年ぶりに大幅に拡充した。
新たに掲載されたのは、刺身や天ぷらなど日本人の伝統的な食文化を代表する食品。
また、アレルギー対策として食べられている米粉パンや米粉麺など1878品目から2191品目に増えた。
細かく見ていくと、例えば油揚げの場合、これまでは生の栄養やカロリーなどが表示されていたが、改訂版では油抜きの焼きや、ゆでを追加。
豚のヒレ肉の場合は生や焼きのほかに、新たにとんかつを追加。
鶏もも肉の場合は生や焼き、ゆでのほかに唐揚げといった、具体的に調理を行った食品を追加している。
また、食べる機会が増えた食品として黄色果肉のキウイフルーツやノンアルコールビールなども加わった。
一方で、成分表示が大きく変わってしまったものがある。
それは鉄分の王様と言われるひじき。
これまで鉄分は、100g当たり55mgと掲載されていた。
ところが今回の改訂で分析し直したところ、製造段階で鉄釜を使ったものは58.2mgだったのに対し、ステンレス釜を使ったものは6.2mgとおよそ9分の1になった。
文部科学省によると、現在は鉄釜よりもステンレス釜が主流になっているため、鉄分が減っていると言う。
岸田外務大臣は週明け28日に韓国ソウルを訪れて、ユン・ビョンセ外相と慰安婦問題などを話し合います。
これは日韓両国の外務省が先ほどそろって発表したもの。
先月の日韓首脳会談では、慰安婦問題の早期の妥結を目指して交渉を加速させていくことで一致していて、日韓両国は国交正常化50周年に当たる今年中に問題解決に向けて前進を図りたい考え。
今回、最終的に合意するかどうかは不透明だが、関係者によると、外相会談の結果によっては岸田大臣がパク・クネ大統領と会談する可能性もあるとのこと。
関西電力は昨日、福井地裁の決定で再稼働が可能になった高浜原発3号機で原子炉に核燃料を入れる作業を始めた。
5日間かけて157体の核燃料を装填する予定。
プルトニウムとウランを混ぜたMOX燃料も24体含まれていて、新規制基準施行後初めてのプルサーマル発電となる。
関西電力は、来年1月28日にも3号機を再稼働する予定で4号機も来年2月末の再稼働を目指す。
鹿児島県の口永良部島で避難していた住民たちの帰島が始まった。
今年5月の新岳の爆発的噴火以来136人の住民全員が島の外で避難生活を続けてきたが10月に警戒範囲が事実上縮小されたことなどを受け、屋久島町は一部地域を除いて今日の7世帯に続いて順次帰島が続く見込みだが、噴火警戒レベルは5の避難が継続していて、火山活動には引き続き警戒が必要。
中国当局がスパイ容疑で日本人4人を拘束した問題で、逮捕されていなかった男女2人についても逮捕や刑事拘留の手続をとったことがわかった。
北京の日本大使館などによると、中国の警察当局は6月に上海で拘束した女性を11月に正式に逮捕したほか、北京で拘束した男性について刑事拘留に切り替えて調べを進めている。
買春をしていたと見られる女性は、10〜70代のおよそ1万2700人。
フィリピンで少女とみだらな行為をして写真を撮影するなどした元中学校校長の男の裁判で、横浜地裁は執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。
報道陣の問いかけに答えることなく足早で歩くマスク姿の男。
横浜市の元中学校校長、高島雄平被告。
おととし12月、フィリピンのホテルで12〜13歳と見られる少女2人とみだらな行為をする様子を撮影し、児童ポルノを製造したなどの罪に問われていた。
20年以上にわたり10〜70代の女性およそ1万2700人を買春したと見られ、自宅からは14万枚以上のわいせつな写真が警察に押収されたという高島被告。
前回の初公判で、起訴内容についてこう話していた。
検察側は、懲役2年を求刑。
一方、弁護側は記録目的で他人に譲渡していないとして執行猶予付きの判決を求めていた。
今日、横浜地裁はフィリピンの児童の経済的苦境に乗じて児童ポルノを製造した行為は卑劣と指摘。
その上で、自らの性的欲求を満たすために児童への悪影響を顧みない身勝手な行為だとして、懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡した。
そして最後に、女性の裁判官からこう諭された。
高島被告は下を向いたまま2015/12/25(金) 17:50〜18:15
MBS毎日放送
Nスタ ニューズアイ[字]
取材経験豊富な竹内明を中心に、佐古忠彦も新加入。TBSアナウンサー・加藤シルビアらがお届けする大型報道番組。ニュースを速く、深く伝えます。
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番組内容
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