2時になりました。
ニュースをお伝えします。
厚生労働大臣の諮問機関である中医協中央社会保険医療協議会は、きょうの総会で、医療費の抑制に向けて価格が安い後発医薬品いわゆるジェネリックの価格をさらに引き下げることなどを盛り込んだ薬価制度改革の骨子をまとめました。
それによりますと、医療費の抑制に向けてジェネリックの使用を促進するため、現在、原則として新薬の60%とされているジェネリックの価格を50%に引き下げるとしています。
また、予想販売額を上回った医薬品のうち、年間の販売額が1000億円を超えたものは最大25%、1500億円を超えたものは最大50%、それぞれ価格を引き下げる特例を設けるとしています。
さらに、一定期間がたってもジェネリックへの置き換えが進んでいない医薬品の価格を特例的に引き下げている今の制度について、これまで置き換え率が60%未満のものとしていた価格の引き下げの対象を70%未満にまで拡大するとしています。
厚生労働省は、こうした制度の改革で国費の削減分はおよそ500億円に上るとしています。
中医協は年明けから具体的なルールの議論を進め、来年4月から実施することにしています。
仕手集団の元代表らによる相場操縦事件で、東京地検特捜部はみずからが運営するインターネットの株式サイトに株価の高騰を示唆するうその書き込みをしたなどとして元代表ら2人を偽計取引などの罪で追起訴しました。
追起訴されたのは仕手集団の元代表、加藤あきら被告と息子で大阪大学大学院の助教、恭被告です。
東京地検特捜部によりますと、加藤元代表らは平成23年からよくとしにかけて、保有していた化学メーカーや商社の株価をつり上げるためみずからが運営する株式サイトに株価の高騰を示唆するうその書き込みをしたうえで売りつけたとして金融商品取引法違反の偽計取引や風説の流布の罪に問われています。
特捜部は、これらの不正に基づく取り引きによる利益は、およそ22億円に上ると認定したほか、加藤元代表については借名口座を使って大量の株を保有していながら、期限までに必要な報告書を提出しなかった罪でも追起訴しました。
特捜部は元代表ら2人を相場操縦の罪ですでに起訴していて、ともに逮捕し処分保留としていた妻については関与が従属的だとして起訴猶予にしました。
政府の郵政民営化委員会は、ゆうちょ銀行の預け入れ限度額を今の1000万円から1300万円に引き上げるべきだなどとする意見書を取りまとめました。
金融庁と総務省は来年4月からの実施に向けて必要な政令を改正することにしています。
一方、民間の金融機関は、政府の間接的な株式の保有が続く間は適正な競争が確保されていないなどとして反発しています。
続いて気象情報です。
午後3時から6時までの天気です。
冬型の気圧配置になるため北海道と東北北部は各地で雪が降りふぶく所があるでしょう。
東北南部から北陸は雨や雪が降る見込みです。
午後6時から9時までです。
北海道と東北の日本海側は広く雪が降りふぶく所があるでしょう。
北陸は山沿いを中心に雪が降る見込みです。
午後9時から午前0時までです。
北海道から北陸を中心に雪や雨が続くでしょう。
関東から西の太平洋側は広く晴れあす朝にかけて冷え込みが強まるでしょう。
2015/12/25(金) 14:00〜14:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]
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ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気
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