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大飯原発3・4号機 住民の申し立て退ける 福井地裁12月24日 14時07分
福井地方裁判所は高浜原発と同じ福井県にある大飯原子力発電所の3号機と4号機についても、再稼働しないよう求めた住民の申し立てを退ける決定を出しました。
福井県おおい町にある関西電力の大飯原発3号機と4号機については、京都などの住民が再稼働させないよう求める仮処分を申し立てていました。
これについて、福井地方裁判所の林潤裁判長は高浜原発に対する判断とともに、大飯原発についても24日、決定を出し、住民の申し立てを退けました。
決定の中で林裁判長は「仮処分で再稼働を差し止めるには差し迫った事情が必要だが、大飯原発は原子力規制委員会による審査が続いているところで、差し迫った事情はない」などと指摘しています。
関西電力は大飯原発3号機と4号機について、来年度・平成28年度以降の再稼働を目指しています。
また、大飯原発3号機と4号機については、今回の仮処分の申し立てとは別に去年5月、福井地裁が再稼働を認めない判決を言い渡し、2審で審理が続いています。
これについて、福井地方裁判所の林潤裁判長は高浜原発に対する判断とともに、大飯原発についても24日、決定を出し、住民の申し立てを退けました。
決定の中で林裁判長は「仮処分で再稼働を差し止めるには差し迫った事情が必要だが、大飯原発は原子力規制委員会による審査が続いているところで、差し迫った事情はない」などと指摘しています。
関西電力は大飯原発3号機と4号機について、来年度・平成28年度以降の再稼働を目指しています。
また、大飯原発3号機と4号機については、今回の仮処分の申し立てとは別に去年5月、福井地裁が再稼働を認めない判決を言い渡し、2審で審理が続いています。