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整備新幹線の事業費 北陸新幹線に1000億円
12月24日 17時03分

整備新幹線の来年度の事業費について、国土交通省は、北陸新幹線に今年度のおよそ2倍に当たる1000億円、九州新幹線長崎ルートに500億円を配分することを正式に決めました。
24日閣議決定された来年度予算案で整備新幹線の事業費として2050億円が盛り込まれたことを受けて、国土交通省は各路線への配分額を正式に決めました。
それによりますと、北陸新幹線には今年度のおよそ2倍に当たる1000億円を充て、このうちこれから本格的な工事に取りかかる金沢と敦賀の区間には、今年度より680億円多い900億円を配分します。
また、導入を検討している新型車両の開発の遅れで、平成34年度の開業が現状では困難な見通しになっている九州新幹線長崎ルートの武雄温泉と長崎の区間は、今年度より110億円多い500億円としています。
さらに北海道新幹線には420億円を配分し、このうち新函館北斗と札幌の区間には今年度より140億円多い340億円を充てています。
ただ、来年3月に開業する予定の新青森と新函館北斗の区間は、来年度に工事をする騒音対策などの費用負担を巡る地元との調整が続いていることから、現時点では80億円にとどめ、調整分として確保している130億円から追加するかどうかを検討する方針です。

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