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国際陸連 資格停止処分のロシア陸連を現地調査へ
12月24日 9時41分

国際陸上競技連盟は、組織的なドーピングで資格停止処分にしたロシア陸上競技連盟について、来月10日から現地調査を行って、改善に向けた取り組みなどを確認することになりました。
ロシアの陸上界を巡っては先月、WADA=世界アンチドーピング機構が組織的なドーピングを認定し、これを受けて国際陸連はロシア陸連を資格停止処分としました。そのうえで資格回復の条件として、ロシア陸連が過去4年間のすべての代表選手から聞き取り調査を行うことや、陸連の幹部や職員がこれまでドーピングに関わっていないことを証明し、新たに倫理規程や幹部の任期制限を設けるといった基準を示していました。
こうした動きに関連して、国際陸連はロシア側の改善に向けた取り組みなどを確かめるため、来月10日から2日間、調査チームをモスクワのロシア陸連に派遣し、初めて現地調査を行うことを23日、発表しました。
調査チームはノルウェー出身のアンチドーピングの専門家、ルネ・アンデシェン氏をリーダーとする5人からなり、今後、ロシア陸連の組織改革などについて継続的に調べ、来年3月の国際陸連の理事会までに報告書を提出する予定です。

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