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シリア外相 国連の和平協議に参加の方針表明12月24日 23時09分
シリアのムアレム外相は、訪問先の中国・北京で記者会見し、国連がアサド政権と反政府勢力の代表を招いて来月スイスで開く和平協議に、政権側が参加する方針であることを表明しました。
シリア情勢を巡っては、国連の安全保障理事会が今月18日に内戦の終結を目指す決議を全会一致で採択し、国連は、アサド政権と反政府勢力の代表を、来月末にスイスのジュネーブに招いて和平協議を開くことにしています。
こうしたなか、中国の北京を訪問しているシリアのムアレム外相は24日、王毅外相と会談したあと記者会見しました。この中でムアレム外相は「反政府勢力の代表団の名簿を受け取りしだい、われわれとしても準備する」と述べ、どの反政府勢力が参加するかを見極めながら、政権側が参加する方針であることを表明しました。そして「この協議がシリアの統一政府をつくるのに役立つことを望む」と述べました。
一方、王外相はシリアに対し、4000万人民元(7億4000万円余り)の人道支援を行うことを明らかにしました。中国は、シリアの反政府勢力も近く招待するとしていて、内戦の終結に向けて積極的に関与する姿勢を見せています。
こうしたなか、中国の北京を訪問しているシリアのムアレム外相は24日、王毅外相と会談したあと記者会見しました。この中でムアレム外相は「反政府勢力の代表団の名簿を受け取りしだい、われわれとしても準備する」と述べ、どの反政府勢力が参加するかを見極めながら、政権側が参加する方針であることを表明しました。そして「この協議がシリアの統一政府をつくるのに役立つことを望む」と述べました。
一方、王外相はシリアに対し、4000万人民元(7億4000万円余り)の人道支援を行うことを明らかにしました。中国は、シリアの反政府勢力も近く招待するとしていて、内戦の終結に向けて積極的に関与する姿勢を見せています。