堀江貴文氏「“でも”が口癖の人は一生ダメ」

自意識、プライドも全部ムダ!

書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

「時間がないからできない」という人もよくいるが、成功する人には時間があって、成功しない人には時間がない、なんてことは当然ながら、ない。「時間がない」というのは、「それを始めると今やっている何かをやめなければならないが、それができない」ということなのだろう。

しかし、世の中はトレードオフだ。時間がないなら、どちらかに決めなければならない。むしろ、「何かをはじめるなら、何かを捨てなければいけない」ということは、当たり前のことだと知っておくことだ。

「自分には才能がないから」といって、行動しない人もいる。しかし、どんな功績を挙げた人でも、その人の努力によるところが、ないはずがない。僕だって、才能があるかどうかといったら、別にそこまですごい才能があるとは思わない。

結局、「自分は凡人だから」と言ってしまった時点で、「自分は今のままでいい」「努力したくない」と言っているようなものなのだ。そもそも、才能なんて、やってみないと、自分にあるかないかなんてわからないのではないだろうか。それなのに、やってもいないのに「才能がない」とうのはまったくの勘違いだと思う。

「でも」「でも」と言い訳を積み重ねてきた上に、今の自分がいる。「でも」という縛りをとってあげるだけで、もっと自由に行動を起こしていけるのではないだろうか。

バランスをとろうとしない

「やりがいのある仕事をバリバリやりたい」が、「家族サービスのためのゆったりした時間も欲しい」。

「趣味の時間は今より減らしたくない」が、「もっと収入は欲しい」。

多くの人は、「バランス」をとろうとしすぎる。でも、それはちょっとずるいと思うのだ。

仕事も家庭も趣味も、なんでもかんでもいいとこどりで、バランスのとれた生活をしたいと言っておきながら、もっと時間を効率的に使いたいとか、チャレンジの多い人生を送りたいとか、人間関係で悩みたくないとか……。

それははっきりいって無理だ。

次ページみんなに愛されとっつきやすくなるには
関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • Quelon-
  • Facebook-
Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
有識者5人が選ぶ年末・年始に読みたい75冊

読書にまとまった時間が割ける年末・年始。面白くてタメになる本を読みたいなら、ぜひ参考に。経済、経営、政治、中国、中東の5分野で、有識者が15冊ずつ、合計75冊を紹介。

ページトップへ