NARUTO疾風伝 自来也忍法帳「力の差」 2015.12.24


バカな!俺たちがたった一撃で…。
盗賊どもが。
この区域に逃げ込んだのが運のツキだったな。
(タイコ)俺たちのトップはいまや組織一の実力を誇る副隊長だ。
逃げきれるわけがないだろ。
相変わらずのお手並みです。
それでこいつらは?
(サスケ)いつもどおりだ。
了解。
おいお前ら!見せしめに痛めつけてやれ!お〜っ!あんなにひどく痛めつけなくてもね。
最近のやり方は目に余るよ。
風紀を守るためとか言ってさあっちこっちで威張りくさって。
何か言ったか?おお怖っ!下手に関わったらこっちまでしょっ引かれる。
フンッ。
(サクラ)サスケ君…。
最初は過激だと思ったが結果的にいいアイデアだったよな。
あれだけ痛めつければ罪人は二度と悪さはしない。
それを見た里の者たちも同様。
抑止力になって一石二鳥だ。
いや俺らのガス抜きも兼ねて一石三鳥かもな。
(笑い声)実のところサスケさんが来るまではずっとクサクサしてた。
いつまでも例の件は進まないのに仕事の量だけ増えるんだからな。
火影に従えとフガク隊長は待つことばかりを強いてくる。
待ってるだけで状況が変わるならうちはの扱いはとっくに変わっている。
(タイコ)そのとおりこっちからも圧力をかけてやらないとな。
フガクさんのやり方は甘すぎる。
俺たちは副隊長についていくぞ!フンッ。
フガク:偉そうな口なら誰にでもきける。
実際に任務についてお前の力を示してみろ《この程度のこと造作もない》
(ヒルゼン)最近の警務部隊の活動は目に余るのう。
確かに以前より犯罪は少なくなったが里の者たちの不満は日ごとに高まるばかり。
(ミナト)彼らなりの抗議でもあるんでしょう。
いつまでも事態が動かないことにイラだち業を煮やしている。
(イタチ)物事が変わっていくには時間が必要。
それは父も理解しています。
ですがそれをもどかしく感じる者たちもいる。
特に若い世代の者たちには。
その中心にいるのが今や一族上位の実力を持つサスケ君か。
サスケ戻っていたのか?荒っぽくはありますが彼らはまだ任務の枠を逸脱してはいない。
父は見守る方針のようです。
確かに下手な処分はかえって反発を招きかねないか。
(シカマル)あ〜あまいるよな。
あいつらのせいで里の空気がギスギスしててよ。
(チョウジ)いい迷惑だよこのへんだってちょっと前まで屋台なんかで賑わってたのにさ。
何でもかんでも取り締まるからすっかり寂れちゃったし。
(いの)ほんとよねサスケ君何考えてんだろ?とはいっても今は近づける雰囲気じゃないのよね。
もう前みたいには戻れないのかな?
(ナルト)おっかしいな。
(2人)ん?このへんもっと屋台とかなかったっけ?この声って。
もしかしてナルト!?えっ?サクラちゃん?みんな!お前いつ戻ってきたんだよ。
ついさっき!エロ仙人は寄るところがあるって言うからさひと足先に帰ってきたんだってばよ。
へ〜あんたちょっと立派になったんじゃない?そうか?みんなは全然変わんねえな。
何言ってんだすげえ変わったぞほら。
あ!それって!あんたが旅してる間にみんな中忍になったのよ。
ちなみに一つ上のネジさんは上忍になってるし。
ってことは同期のなかで俺だけが下忍なのかよ!いやそういえばサスケもそうか。
ずっと大名府にいたんだもんね。
なんだよサスケがどうかしたのか?あぁまあな。
お前がいない間にちょっと面倒なことになっててよ。
(タイコ)おい貴様!誰の許可を得て店を出してる!すみませんでも今までは…。
いいから来い!ったくこんなばあちゃん相手にやりすぎだろ。
お前は!あらやだ例の…。
あいつ帰ってきやがったのか。
戻って早々ルール無用ってわけか。
相変わらず進歩がない。
お前はずいぶん変わったみてえだけどな。
チョウジそのおばあちゃんを。
了解。
おい!悪いがここは通さねえ。
どうします?副隊長。
任務を妨害されて引く道理がどこにある。
まだそんなことを。
《この日を待っていた》なんだ?この感じは。
(ダンゾウ)双方控えよ天下の往来を何と心得る。
あんたは。
ダチどうしが拳で話すだけだ。
関係ねえおっちゃんは下がっててくれ。
ってこのバカ!って何だよ何だよサクラちゃん。
あんたね…とにかくひくわよ。
あいつら逃げる気か!かまうな放っておけ。
だけど…。
命令だ。
お前らはそのまま巡回を続けておけ。
(ダンゾウ)うずまきナルトこの3年でずいぶん力をつけたようだ。
師である自来也によく導かれたとみえる。
何が言いたい?純粋な疑問よ。
お前はその程度の器ではないはず。
いつまで留まっているつもりなのかとな。
お前ダンゾウ様相手におっちゃん呼ばわりはねえだろ。
知らねえってばよ誰だそれ。
木ノ葉の上層部の1人!っていうか四代目や先代様と敵対してる人じゃない。
油断ならないから絶対関わっちゃいけないって綱手様からもきつく言われてるんだから。
ナルトってホントにうといよね。
あのさっきはありがとうね。
ハハハいや〜。
別にたいしたことじゃねえよ。
当たり前のことをした…。
じゃあそういうことだから。
昔から副隊長様とは仲が悪かったっていうじゃないか。
これ以上もめごと起こさねえでくれるといいが。
ちょっと!いいって。
気にしたらキリがねえ。
それより今はサスケだ。
エロ仙人が言ってたんだ。
友達が道を踏み外したら引き戻してやれって。
だからよ次こそサスケを止めねえとな。
うん。
なぁ放っておいていいのか?副隊長。
あいつ次もサスケさんに盾つく気で。
うるさい。
副隊長!俺は用事がある。
お前らもうちは警務部隊の一員なら俺に頼らず判断して動け。
うずまきナルト…この3年でずいぶん力をつけたようだ《どんな修業をしたか知らないが昔とは比べ物にならない。
今の俺の力では足りない。
どうしたら…》
(シロ)ワンワンワンワン。
クゥ〜ン。
あのサスケという小僧なかなかよい目をしておった。
そういや昨日うちは警務部隊と火影の息子がやりあったって。
えっやつならさっき見かけたぞ。
普通に歩いてたぜ。
警務部隊ども庶民には威張っても権力者の息子には手が出せないか。
しょせん火影の犬だな。
もう噂が広まってるぜ。
(タイコ)やはりあいつを逃がしたのは失敗だな。
今まで厳しく取り締まってきたんだ。
例外を認めれば我らのメンツにかかわる。
だが副隊長は放っておけって。
そのサスケさんに一任されているのも俺たちだ。
一族のためにも正しい判断を下さないとな。
(クシナ)今日は腕によりをかけちゃうんだから。
(物音)あんたたちいきなり何なの!?人の家にしかも土足で!うずまきナルトを出せ。
先日の任務妨害の件で話がある。
そんなの聞いてない。
任務妨害?そもそもうちの息子がそんなことするはずないってばね。
だいたい誰の許可でこんなことしてるわけ!?ミナトに言ってしかってもらうってばね。
かばうならお前も連行するぞ!いきなり押しかけてなんのつもりだ。
(足音)失礼します。
なんだ?隊長がお呼びです。
副隊長今すぐご同行ください。
危惧はしておったがまさか警務部隊の者が手続きも踏まずいきなり火影の家に踏み込むとは。
たいへん申し訳ありませんでした。
とにかくケガ人が出なかったのは幸いだよ。
それでフガクさんは?
(イタチ)捨て置けないと。
しかるべき処分を下すことになるでしょう。
これで少しは落ち着くとよいが。
お前たち。
すみません副隊長。
俺たちはただうちはのために。
もういい。
こいつらは牢にでも閉じ込めておけ。
ハッ。
違う道を行くとお前は言ったな。
そして力を身につけた。
あれだけの口を叩いたのだ幾分かはものになったと思いたかったが…。
やはり無駄だったようだな。
結局お前のしたことは愚か者をつけあがらせバカげた行動へ走らせただけ。
成し得たことなどひとつもない。
兄のイタチには到底及ばぬ。
俺の隊にお前のような者はいらん。
ただいまをもってお前の副隊長職を剥奪。
警務部隊から追放する。
警務部隊がそんなことを…。
サスケ君の処分はどうなっちゃうのかな。
わからねえ。
でももしこの件で警務部隊をクビになるってんならしかたねえ。
一発ガツンとやって俺らの班に迎え入れてやるってばよ。
うん。
〜《なんだ…この3年間。
俺は何をしてきた。
やつと何が違うんだ!》《力だ…力が欲しい!》来たか。
あんたが呼んだんだろ何か目論見があって。
誘えば俺が乗ると見越して声をかけてきた。
フン…見越してなおわざわざやってきたと?俺もまたあんたを利用したい。
いい話し合いになると思ってな。
それでお前の望みは?力が欲しい。
あいつを倒すほどの。
おおよその予測はしていたがな。
だがよいのか?うずまきナルトは火影の息子であると同時にこの里にとっては重要な九尾の人柱力でもある。
目的を果たせばうちは一族の立場が悪くなることも考えられるが。
関係ない。
あいつをやることが俺のすべて。
うちはも木ノ葉もどうでもいい。
フッ。
何がおかしい?昔似たようなことを言って里を抜けた忍を思い出してな。
その者はすべてを裏切り数多くの罪と引き換えに恐るべき力を手に入れた。
その者の名は大蛇丸。
ナルトの師である自来也と同じ伝説の三忍だ。
伝説の三忍…。
やつは禁術を含むこの世のあらゆる術に精通する。
お前が学びを得る相手としては申し分なかろう。
ただしあやつは闇の中で生きてきた男。
それなりの代償は覚悟しておけ。
望むところだ。
よかろう。
では日が昇る前に国境の塔へ行け。
あとは段取りをつけておく。
まだ話は終わっていない!あんたの目的を聞くまではな。
信じるかは勝手だが…わしもあの化け物九尾を快く思わぬ人間の一人でな。
いつ暴走し大暴れするかもしれぬ化け物を野放しにしておくのもどうかと。
こちらにも抗う力は必要だということだ。
フン…。
行け。
これで契約は果たした。
あとはお前次第。
(シロの鳴き声)シロ。
元気でな。
ク〜ン…ワン!フフフフ!やっぱり夜のおやつはコッテリ系に決まりだよね。
サスケ?こんな時間にどこ行くんだろ?ヘイ唐揚げ5人前おまけつき!おっやったぁ!
(コテツ)よっしゃ任務終わり!
(イズモ)閉門閉門っと。
(イズモ)この時間からの外出届は出ていなかったはずだが。
(コテツ)おい閉門時間だぞ。
(イズモ)待て…。
2015/12/24(木) 19:30〜19:58
テレビ大阪1
NARUTO疾風伝 自来也忍法帳「力の差」[字][デ]

三年が経ちサスケは木ノ葉警務部隊の副隊長となった。そこへ修業の旅に出ていたナルトが帰ってきた。街中で顔を合わせたナルトとサスケは一触即発の状態となってしまう。

詳細情報
番組内容
ついに生身の体を取り戻したうちはマダラ。全ての尾獣を手に入れたマダラは強大な力を持つ十尾の人柱力となり、全ての人間を幻術にかけ操る“月の眼計画”の目的を果たすため、その準備に取りかかる。
その計画を阻むため、忍連合軍は力を合わせマダラに攻撃を仕掛けるが全く歯が立たない。頼みのナルト、サスケも瀕死の状況。果たしてマダラを止めることはできるのか?
データ放送
番組を見て、ナルトのチャクラを貯めると術が発動するよ!
リモコン<d>ボタンを押して参加するってばよ!!
出演者
【[声]】
うずまきナルト:竹内順子、うちはサスケ:杉山紀彰、春野サクラ:中村千絵、はたけカカシ:井上和彦、ヤマト:小山力也、サイ:日野聡、我愛羅:石田彰ほか
原作脚本
【原作】NARUTO-ナルト-(岸本斉史・集英社ジャンプコミックス刊)
【シリーズ構成】武上純希
【脚本】宮田由佳
監督・演出
【監督】伊達勇登
音楽
【OP】
「LINE」
 歌:スキマスイッチ

【ED】
「トラブルメイカー」
 歌:KANIKAPILA
制作
【製作】テレビ東京、ぴえろ
ホームページ
http://ani.tv/naruto/

ジャンル :
アニメ/特撮 – 国内アニメ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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