外資系企業にに転職して、初めての出社日に驚いたこと。
建物のエレベーターに乗った瞬間
"Going up."
(上に上がります)
というアナウンスが流れた。
「おお〜!エレベーターまで英語を話すんですね。」
と、興奮した私。
案内してくれた人は
「ああ、そうですね」と苦笑いした。
毎日聞いていると、そこが驚くところだと分からなくなるようだ。
「下に下がります」は
"Going down."
入社してしばらくは、エレベーターまでも英語を話すことに感激していた。
エレベーターでボタン操作にとまどっている外国人がいたら、"Going up?"と聞いてあげれば親切ができる。
エレベーターのボタン操作なんて迷いようがないと思われるかもしれないが、私はハワイに行ったときホテルのボタン操作で手間取った。
国によって配置が違ったり、「これは何?」というボタンがあるから。
それも海外旅行の面白さの1つだ。
ちなみに、エレベーターの扉を「閉める」ボタンは海外にはあまりないそうだ。
「閉める」ボタンを押そうとして探すけど見当たらない、と何人かが言っていた。
「開く」ボタンはあるというから、「閉める」ボタンはせっかちな日本人用にできたのかもしれない。