自民党、「日本版CIA」の設立を推進へ

党内PTが政府に提言する方針固める

 日本の与党・自民党が、米国中央情報局(CIA)のような対外情報機関の設立を推進していく方針を打ち出した。共同通信は今月27日「自民党のインテリジェンス・秘密保全等検討プロジェクトチーム(PT)が、来年日本で行われる主要国首脳会議(G7、伊勢志摩サミット)を控え、テロ防止のため、CIAのような対外情報機関の新設を政府に提言する方針を固めた」と報じた。日本には軍国主義時代、「内閣情報局」という情報機関があった。第2次大戦後にもこのような情報機関を設立しようとしたが、「内閣情報局の復活だ」という国内外の批判に直面し、実現しなかった。

イ・ボルチャン記者
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