韓国ベンチャー企業の売り上げ、GDPの14.5%

 韓国中小企業庁とベンチャー企業協会は28日、ベンチャー企業の経営、雇用、技術革新に関する実態調査の結果を発表した。今年7月から9月にかけ、ベンチャー企業2万9844社のうち2227社を抽出し、ベンチャー企業全体の実績を推算した。

 それによると、昨年のベンチャー企業全体の売上高は214兆6000億ウォン(約22兆1200億円)で、韓国の国内総生産(GDP)の14.5%に相当する額だった。1社当たりの売上高は平均72億ウォン(約7億4200万円)で、前年比11.2%伸びた。伸び率は大企業(0.4%減)、中小企業(4.4%増)を上回った。1社当たりの営業利益も平均で14.9%増の4億ウォン(約4100万円)だった。

 昨年のベンチャー企業の従業員数は71万7000人で全産業の4.7%を占めた。1社当たりの従業員数は24人で、中小企業(3.9人)の6.2倍だった。これはベンチャー企業の雇用創出への寄与度が高いことを示している。ベンチャー企業の50%は来年までに平均3.2人を新規雇用する予定で、今後4万8000人分の雇用創出が見込まれる。

金真(キム・ジン)記者 , オム・ボウン記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
関連ニュース