東京・靖国神社の公衆トイレで爆発音がした事件で、東京地検は28日、容疑者の韓国人の男(27)を建造物侵入罪で起訴した。事件が起きた11月23日、正当な理由なく靖国神社に侵入したとされる。日本メディアによると、現場のトイレで見つかった不審物から火薬が検出されており、警視庁は火薬類取締法違反などの疑いで捜査を進め、男を再逮捕する方針だという。朝日新聞も捜査関係者の話として、男が逮捕当初「圧力鍋爆弾を作ろうと思った」と供述したと報じた。
ただ一部では、事件直後に韓国に帰国した後、今月9日に再度日本を訪れたことについて「靖国神社のトイレを確認しに来た」と話すなど、供述が一貫していないことから、男が精神的に不安定だとする見方もある。