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散るろぐ

まだ見ぬ才能と、世界の架け橋に

堕落した高校生活


Profile チルド -|- 貯蓄家
id:cild

今日は、高校生時代の話をしようかな。

地方の男子高校の話題なんて、需要があるかどうか疑問なのだけど、これと言って書くことを思いつかないんだ。

僕が進学したのは地域でも、1、2位を争う底辺高校だった。入学試験はあったけど、理科のテストの回答欄が、すべて3択だったと言えば伝わるかな。いや、偏差値37の僕が入れた高校と言ったほうが分かりやすいよね。

そんな僕でも、1年生のころは真面目に通学していたんだよ。まだ、祖母の家に住んでいたからね。

転機になったのは、マンションへ引っ越してからだった。

うちの家族構成は、父と姉、それから僕の3人家族。祖母の家にいた頃は、祖母がいたから4人だよね。つまり、引っ越したことで、そのバランスが崩れてしまったんだ。

祖母が欠けたことによる、3人だけの暮らしは、僕を変えてしまった。

朝、目が覚めるよね。まず、父が起きて会社に行く。7時45分くらいだったかな。次に姉が出ていく。姉とは1つ違いだったけど、僕のよりマトモな学校に入ってたから、8時には家を出ていた。

そして、最後に僕の打席が回ってくる。だけど必ずしもバッターボックスに立たなくちゃいけない、というワケではないんだ。

まわりくどい言い回しは好きじゃないから、ハッキリ言うけど、つまり、僕が学校に行っても行かなくても、誰にもバレないってことなんだよ。

それからは乱れてしまった…。

出かけるフリをして準備してるんだけど、父と姉が出かけてしまうと、僕はまたパジャマに着替えてベットへ戻った。

そうだな…。11時くらいまで寝ていたか、新しいゲームがあれば、それに講じたり。あるいは、夜通しゲームをして、朝、2人が出かけてたら夕方まで寝ていたりした。

罪の意識なんてなかった、と言えばウソになるよね。

学校でイジメられていたとか、勉強についていけなかったとかじゃなく、ただ純粋に、お家の方が居心地が良かったからなんだよ。

ミニマリストが何もない部屋に住みたいように、僕はゲームができてリラックスできるお家に居たかったんだ。

僕の人生が、もっとも輝いていた時代だった。

懐かしいよ。


何事も、中途半端は良くないって言うよね。

それは、その通りだった。

僕は中途半端にずる賢かったから、単位だとか出席日数だとか、欠点になるボーダーラインを逆算してしまって、ひとつも単位を落とすことなく卒業した。

単位を落として消えていった連中は、僕よりもっとマトモだったにも関わらず…。

それでも僕は、笑っていいともを見てから通学するスタイルを、変えることはなかった。人を思いやる優しさなんて、これぽっちも持ち合わせていなかったんだよ。

この話、退屈じゃない?

不愉快な気分にさせてないかな…。それだけが心配なんだよ。ここまで、グーグルポリシーには違反してないよね。

ごめん。

いまじゃ僕も、すっかり骨抜きになってしまったんだよ。ブログを始めたころ、あれほど嘲っていたグーグルに、いつも気を使っている。

微妙なアドセンス報酬をもらったばっかりに、グーグルの「犬」ってやつに成り下がってしまったんだよ。


今日はここまでにしよう。明日も続きを語ります。