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健康保険証の個人情報 約10万人分が名簿業者に流出
12月30日 11時40分

健康保険証の個人情報 約10万人分が名簿業者に流出
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健康保険証の番号や、氏名、住所など、およそ10万人分の個人情報が名簿業者に流出していたことが分かり、厚生労働省は医療機関から患者の情報が流出したものとみて原因を調べています。
厚生労働省によりますと、流出していたのは、国民健康保険や企業の健康保険などに加入している、およそ10万3000人分の個人情報で、健康保険証の番号や、氏名、住所、生年月日に加え、電話番号なども含まれているということです。
厚生労働省によりますと、流出した情報には複数の保険の運営主体のものが含まれているほか、保険の運営主体が把握していない個人の電話番号も含まれていることから、病院や薬局などの医療機関から患者の情報が流出したとみられるということです。
また、流出した情報には、後期高齢者医療制度の導入に伴って付与された番号が含まれていないことから、流出したのは制度が始まった平成20年より以前の情報とみられるということです。
こうした情報は名簿業者に流出していたものの、これまでのところ悪用されたケースは確認されていないということですが、厚生労働省は情報が流出した原因を調べています。

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