ソウル=牧野愛博
2015年12月30日08時11分
北朝鮮の金養建(キムヤンゴン)朝鮮労働党統一戦線部長が29日、交通事故のため死去した。73歳だった。朝鮮中央通信が30日伝えた。北朝鮮は同氏の葬儀を国葬とし、金正恩(キムジョンウン)第1書記が葬儀委員長を務めると発表した。
金養建氏は同部や党国際部で南北関係や対日関係を担当。2007年の第2回南北首脳会談では金正日(キムジョンイル)総書記の側近として同年9月にひそかにソウルを訪問し、首脳会談を準備した。
最近では金正恩氏の側近として浮上。今年8月、軍事境界線での地雷爆発事件では、北朝鮮代表の1人として緊張緩和に貢献した。
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朝日新聞国際報道部
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