米Twitterは12月29日(現地時間)、同社サービスの利用規約の1つである「Twitterルール」を改定したと発表した。いじめや個人攻撃などの悪用をなくす取り組みの一環という。
同社の信頼と安全性担当ディレクターを務めるミーガン・クリスティナ氏は公式ブログで、今回の改定は「Twitterがどのような行為をいじめや嫌がらせとみなすかを明確にする」のが目的と説明する。
4月の改定段階のTwitterルールとツールを使って差分を取ったところ主な違いは、これまで「不正利用とスパム」という項目にまとまっていた行為が、「攻撃的な行為」と「スパム」に分かれてより詳細になり、不正利用に含まれていた「ポルノ」が「Twitterの利用におけるコンテンツの範囲」に移動して項目名が「刺激の強いコンテンツ」になった。
Twitterは4月から、ユーザーからの報告などに基いて、嫌がらせを行っているとサポートチームが判定したアカウントを一時的にロックまたは永久凍結している。クリスティナ氏は、この対策が効果を上げていると語った。
同社はアカウントの停止だけでなく、コンテンツフィルター機能を使っていじめあるいは嫌がらせの可能性があるツイートを自動的に検出し、タイムラインへの表示を減らすという対策もとっている。
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