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2015年12月30日 07時30分 UPDATE

Twitterルール改定──人種や性的指向へのヘイト行為や脅迫行為など、禁止事項が詳細に

Twitterが、いじめや嫌がらせ行為を減らす目的で、利用規約の「Twitterルール」を改定した。ここで禁じている特定の人種や性的指向への攻撃やテロ告知のような脅迫ツイートを投稿すると、アカウントを一時停止または永久凍結される。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Twitterは12月29日(現地時間)、同社サービスの利用規約の1つである「Twitterルール」を改定したと発表した。いじめや個人攻撃などの悪用をなくす取り組みの一環という。

 同社の信頼と安全性担当ディレクターを務めるミーガン・クリスティナ氏は公式ブログで、今回の改定は「Twitterがどのような行為をいじめや嫌がらせとみなすかを明確にする」のが目的と説明する。

 rule 1 Twitterルールの説明も少し変わった

 4月の改定段階のTwitterルールとツールを使って差分を取ったところ主な違いは、これまで「不正利用とスパム」という項目にまとまっていた行為が、「攻撃的な行為」と「スパム」に分かれてより詳細になり、不正利用に含まれていた「ポルノ」が「Twitterの利用におけるコンテンツの範囲」に移動して項目名が「刺激の強いコンテンツ」になった。

 rule 2 Twitterが禁止する「攻撃的な行為」

 Twitterは4月から、ユーザーからの報告などに基いて、嫌がらせを行っているとサポートチームが判定したアカウントを一時的にロックまたは永久凍結している。クリスティナ氏は、この対策が効果を上げていると語った。

 同社はアカウントの停止だけでなく、コンテンツフィルター機能を使っていじめあるいは嫌がらせの可能性があるツイートを自動的に検出し、タイムラインへの表示を減らすという対策もとっている。

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