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パキスタンの政府庁舎で自爆テロ 市民に死傷者12月30日 1時17分
パキスタン北西部にある政府庁舎の入り口で、爆弾を身に着けた男が自爆して少なくとも市民25人が死亡し、現地の警察は北西部で行われている過激派に対する軍事作戦への報復の可能性があるとみて調べています。
パキスタン北西部の町マルダンにある政府庁舎の入り口で、29日、男が身に着けていた爆弾を爆発させ、警察によりますと、少なくとも市民25人が死亡し、70人余りがけがをしました。爆発があったとき、庁舎の前には証明書などの発行を受けようという大勢の市民が列を作って並んでいて巻き込まれたということです。
事件のあと、パキスタン最大のイスラム過激派組織「パキスタン・タリバン運動」の関連組織が声明を出し犯行を認めました。
パキスタン北西部には、多くの過激派が拠点を置きテロや襲撃を繰り返してきたため、去年6月から軍が地上部隊を投入して過激派に対する大規模な軍事作戦を続けています。こうしたなか北西部のペシャワルでは去年12月、「パキスタン・タリバン運動」が、軍事作戦への報復として軍が運営する学校を襲撃する事件も起きていて、警察は今回も過激派による報復の可能性があるとみて調べています。
事件のあと、パキスタン最大のイスラム過激派組織「パキスタン・タリバン運動」の関連組織が声明を出し犯行を認めました。
パキスタン北西部には、多くの過激派が拠点を置きテロや襲撃を繰り返してきたため、去年6月から軍が地上部隊を投入して過激派に対する大規模な軍事作戦を続けています。こうしたなか北西部のペシャワルでは去年12月、「パキスタン・タリバン運動」が、軍事作戦への報復として軍が運営する学校を襲撃する事件も起きていて、警察は今回も過激派による報復の可能性があるとみて調べています。