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指紋認証だけでATMの利用可能に イオン銀行12月30日 1時20分
大手流通グループ「イオン」が運営する銀行が、ATM=現金自動預け払い機を利用する際にキャッシュカードを使わずに最新のIT技術を活用して、指紋の認証だけで本人確認ができる仕組みを導入する方針を固めました。指紋だけでATMを使えるようにするのは、全国でも初めてです。
関係者によりますと、大手流通グループ「イオン」が運営するイオン銀行は、指紋認証の最新の技術を持つベンチャー企業「リキッド」と提携し、利用者がATMを利用する際、指紋の認証だけで本人確認ができる仕組みを導入する方針を固めました。
これによって、利用者は暗証番号を管理したり、キャッシュカードを持ち歩いたりする必要がなくなり、指紋の認証だけで現金の引き出しや預け入れなどができるようになるということです。
この仕組みの実現には、1000万人分の指紋のデータを1秒未満で認証できるという最新のIT技術が使われ、即座に本人確認ができるとしています。指紋だけでATMを使えるようにするのは、全国でも初めてで、この銀行では来年春ごろから一部のATMに導入し、その後、利用者の反応などを確かめながら全国5500台のATMに拡大したい考えです。
金融の分野に最新のIT技術を取り入れて、利用者の利便性を向上させるサービスは「フィンテック」と呼ばれて世界的に広がっていて、今回の取り組みは先行事例として注目されそうです。
これによって、利用者は暗証番号を管理したり、キャッシュカードを持ち歩いたりする必要がなくなり、指紋の認証だけで現金の引き出しや預け入れなどができるようになるということです。
この仕組みの実現には、1000万人分の指紋のデータを1秒未満で認証できるという最新のIT技術が使われ、即座に本人確認ができるとしています。指紋だけでATMを使えるようにするのは、全国でも初めてで、この銀行では来年春ごろから一部のATMに導入し、その後、利用者の反応などを確かめながら全国5500台のATMに拡大したい考えです。
金融の分野に最新のIT技術を取り入れて、利用者の利便性を向上させるサービスは「フィンテック」と呼ばれて世界的に広がっていて、今回の取り組みは先行事例として注目されそうです。