参考:http://natalie.mu/comic/news/158170

人気アニメ「おそ松さん」の六子に盆栽を当てはめて紹介してみた

osomatsu
出典 http://www.pikore.com

こんにちは!金枝です。
冬も深まってきた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?

私は珍しく雪が積もった学校のある一日、「水着姿の先輩が雪の中を泳いでいたなぁ」とかそんなことを思い返す毎日です。
(フィンランド人かあなたは。)

そんな一風変わった人間もいる世の中もさることながら、今回の記事は、盆栽の記事としては一風変わった問いかけから始めていきたいと思います!

皆さん、TVアニメ“おそ松さん”、見てますか?

“天才バカボン”で有名なギャグ漫画家の赤塚不二夫先生。
そんな赤塚先生の代表作として、“おそ松くん”という作品があります。

1962年から1967年に渡って週刊少年サンデーにて連載されたこの漫画が2015年にパロディ作品という形で帰ってきました!それが、TVアニメ“おそ松さん”です。2クールでの放送が決定しており、現在不動の人気を獲得していますね。

私自身、松野家の六子とそれを取り巻く人々が巻き起こすシュールなギャグを毎週大笑いしながら見ています。『肉を肉で巻いて食べる肉食系肉』。うん、ただの肉だね。当時漫画を読んでいた世代のみならず、若者世代からも絶大な人気を博していますよね。

そんな“おそ松さん”、なんてったって物語の中心は松野家の六子です。ん?“松”野家?下の名前は…おそ松、カラ松、チョロ松、一松、十四松、トド松。

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出展:http://osomatsusan.com/

全員松じゃん!!

こんなの見せられたら盆栽好きとしては松の盆栽が頭に浮かんできてしまうの
は自明の理でしょう。シェー!なんてこったい!
そうしてふと閃いたことがあ
ります…。

松野家の六子一人一人に似合う盆栽を考えてみると面白くないか?

そんなわけで今回の記事の「松野家の六子に松盆栽を当てはめてみた」というテーマに至ります。さて、さっそく始めていきましょう!

実際の松から名前が取られたのでしょう、
松野家の中には実際に存在する松と同じ名前を持つ兄弟が二人います。
その二人にはそれぞれの盆栽を当てはめました。

まずはここから紹介しましょう!

①次男、松野カラ松→カラマツ

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出展:http://ameblo.jp/gurenn00/entry-12091912153.html
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出展:http://www.takahashiengei.com/product/426

魚に愛をしたためたり、ドヤ顔で「ノープランだ!」とか言い切る少し痛い側面を見せるカラ松。そんなカラ松のカラマツは、マツ科の中では珍しい落葉樹であり、秋には黄色く色づきます。「人とは違う。」なんて一面は中二病な彼なら喜びそうですね…。

ちなみに、そんなカラマツ、もといカラ松にはこんなエピソードが。

よほど敬虔なカラ松girlsなのでしょう。何かと不遇な扱いを受けることも多いですからね…。是非とも、現実に存在するカラマツも養ってもらいたいですね。

キザな言葉で色気づく一面も カラ松 = 松には珍しく秋に色づく カラマツ です!

②六男、松野トド松→トドマツ

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出展:http://ameblo.jp/gurenn00/entry-12091912153.html
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出展:www.bonsaimyo.com

トッティ!!甘え上手な末っ子であるトド松にも、元ネタ?となる盆栽、トドマツがあります!トドマツの特徴は、北海道で自生してきた品種の為に寒冷な気候に強い所。見た目は南国の植物みたいなのに、松は見かけによりませんね。まぁ、甘え上手で世渡り上手なトド松だってゲスい内面を持ってるし…ピッタリですね!内面のもっと深い部分には兄弟を誇りに思う彼がいるんだ、きっと…。

陽気な性格の裏には冷たい部分も トド松 = 陽気な南国の様な見た目とは違い寒さに強いトドマツ と覚えておきましょう!

それでは、ここからは金枝が独断と偏見で他の4人に当てはめた盆栽を兄弟順に紹介していきますね!

③長男、松野おそ松→ゴヨウマツ

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出展:http://www.takarabonsai.com/product/12

まずは長男ですね!奇跡のバカ。バカかと思うほどバカな彼ですが、癖の強い六子の中では最もベーシックな印象を受けます。(バカがベーシックってどうなんだろうか…)そんなおそ松に当てはめたのは、松盆栽の元祖とも言うべき存在、ゴヨウマツです!この松の特徴は、なんといっても一つの葉の付け根から五本の葉が出てくる点ですね。おそ松をベースに五つに分かれた他の五人、そうやって想像しながら見てみるとまた違う楽しみ方がありますね!

兄弟を束ねる長男 おそ松 = 盆栽の王道 ゴヨウマツ と覚えましょう。

④三男、松野チョロ松→クロマツ

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出展:http://ameblo.jp/gurenn00/entry-12091912153.html
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次は三男。六子の中では一番常識人であることを自称する彼(最近そうでもないけど…)には、目にする機会が多く親しみやすさのあるクロマツを当てはめましょう。荒々しい木肌と剛健な樹性を兼ね備えたクロマツは、別名“雄松”とも呼ばれ………と、「カラ松の方が近いんじゃね?」という批判はさておき、

ちょろ松は しっかりしている = 黒松 とここは強引に覚えておきましょう。

⑤四男、松野一松→エゾマツ

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出展:http://ameblo.jp/gurenn00/entry-12091912153.html
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出展:http://plantsloves2.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/index.html

そして四男です!皮肉屋でドMな一松は、六子の中では少し影のある印象を受けますね。そんな一松からは、エゾマツを連想しました!松の中でも古木感が出やすくて、渋い木肌を持つエゾマツにもどこか影のある印象を持ちます。八つ房を繁殖させれば、小品盆栽を作ることも可能ですね!また、寒冷な雪国

で雪やら吹雪やらを受けながら成長する姿にドMの片鱗を感じたり…好きなんでしょうね、彼も、エゾマツも。

少し冷たい一面も? 一松 = 雪国育ちのエゾマツ です!

⑥五男、松野十四松→マツタケ

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最後は五男十四松!異常さで言えば№1で松野家の核弾頭的存在である十四松には、マツタケを当てはめました!…いやいや、何を言ってるんだ。“マツタケ”って盆栽じゃなくて食卓に出てくる美味しいキノコでしょう。そう思った人も多いかもしれません。しかし、実は“キノコの盆栽”なるものがこの世には存在するんです!同じ“松”でありながら他とはちょっと違う、そんな印象から十四松にはマツタケがぴったりなのではないかと考えました。

ほら、十四松もなんだかんだ言ってあのキャラが“おいしい”じゃないですか。また、マツタケは松盆栽であるアカマツの根本から生えてくることも場合によってはあるそうです。マツタケが香る盆栽園もあるそう…。しかし、古くなったマツタケは嘔吐や下痢を引き起こすこともあるので、食べるのはちゃんと調べてからにしましょう!

ひとりぶっとんだ世界観、 十四松 = キャラも味も美味しい マツタケ と覚えましょう。

以上のように、私は松野家の六子を盆栽に当てはめてみました!自分がこれまで見て、感じてきた経験を元に作成したものなので、また違う人が考えると違うのかもしれません。

テレビを見るたびにどうしても違う点が一つ。
ただ、盆栽の中では、松は大変育てやすい存在。だということ。
それに比べて、松野家は全員無職……..

シェー!なんてこったい!

osomatsu
出典 http://osomatsusan.com

さて、十二月に入りクリスマスが近づいてきましたね。楽しみにしている人がいる反面、早く過ぎ去ってしまえと考えている人もいるかと思います。(クリスマス回だったおそ松さん11話も中々にひどかったですね…)恋人がいない、友達はみんな出かけてしまう、けどクリスマスムードの駅前に出ていくのは辛い…。

そんな皆さんは、上記したマツを参考に、自分の好きな松と一緒にクリスマスを過ごすのはいかがでしょうか?樹高が10~20㎝程度の小品盆栽であれば、10003000円程度でお手軽に買うことができます。クリスマスと言えばモミの木ですが、そんなこと知ったこっちゃない、私(俺)は松を選ぶ!!そんな“マツ充”も、意外と楽しいかもしれませんよ!

リンク
●盆栽が気になった方はコチラへ ⇒ 大宮盆栽美術館 http://www.bonsai-art-museum.jp/
●盆栽はコチラから購入できます ⇒ 盆栽妙 http://www.bonsaimyo.com/?gclid=CMTE3vmz8skCFQuMvQodXfkO_Q

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