インテリア設置
11/14(土)、11/15(日)、前回はトイレを設置したので、今回は各種インテリアに着手。
流し台
まず流し台だが、数ある流し台の中でも、最もシンプルで省スペースなタイプを選んだ。そうなると必然的に屋外用のものになる。
流し台にはホースも付属しているので、その先端に『クリーンアダプター』を取り付ける。
この状態で、トイレの溶接済みソケットに接続。
こうすれば、排水ルートが一本化されるので、余計な配管工事をせずにすむ。
後はホースを途中でループさせて、簡易トラップを形成。臭いの逆流を防ぐ。
流し台設置は終了。
ドア用クッション設置
使用しているドアだが、ちゃんと閉じても僅かな隙間が生じるため、そこから冷気が侵入してくる。
よってドア用のクッションを接触部に張り付け、隙間が生じないようにする。
4つ購入で1,892円也。
暗くてわかりにくいが、ドアの接触部にクッションを張り付けている。
ドアの密閉具合は上々で、これなら冷気の侵入を防げそうだ。
換気扇カバー
壁面に設置済みの換気扇だが、このままでは取り付け穴から空気が逃げるため、暖房効率が下がる。そもそも換気扇と窓こそは、冷暖房効率を下げる一番の要因である。
窓は最小限のものしか付けていないので良いが、換気扇はまだまだ工夫の余地がある。
よってカバーを改造する。
ベニヤ板を買ってきたので、これをカバーに取り付け、開閉式の扉を製作する。
45㎝×60cm×9㎜を2枚で、1,316円也。
使用するのは1枚だけだが、もう1枚は別の用途に用いる。
このように蝶番を設置。蝶番は以前に購入した分の余りを用いた。
扉を閉じる部分には、『ストレート打掛』という部品を使用。257円也。
開閉部には、先の隙間テープの余りを張り付ける。
換気扇カバーにも隙間テープを張り付け、4隅にボルトの貫通穴を開ける。
ベニヤ扉と、換気扇カバーを合体。
そして換気扇に設置。
換気扇を使用しないときは扉を閉じて、冷気の侵入を最小限に防ぐ。
ついでに言うと、ベニヤ板のもう1枚の方は、4隅をカットして流し台の下にはめておいた。ここに各種の台所用品を置く予定。
電気ケーブル固定
電気ケーブルは、外の引き込みポールにコンセントで差し、そのまま室内に引き込んでいる。
これらケーブル2本(黄色&黒色)が、そのままぶら下がっている状態なので、壁面にきっちり固定する。
固定には『ステップル』と呼ばれる金具を用いる。
固定方法はいたって単純で、ケーブルを挟んで上から押さえつつ、ハンマーで打ち込むだけ。
こんな感じに、ケーブルを2本とも壁面に固定していく。
終了。
照明設置
60W形、810ルーメンのLED電球を4つ、分岐アダプターに接続してからソケットにはめ、壁面に固定する。
固定はインパクトドライバーによるコーススレッド打ち付け。
4畳ならばこの程度でも十分に明るい。
また、エアコンの下にはローテーブルとPCを配置する予定なので、ケーブルタップを購入し、壁面に固定しておいた。997円也。
メタルラック設置
■ご注文内容詳細
商品番号:iht7518-6
商品名 :[19mm]幅75 6段 (幅74.5×奥行34.5×高さ174.5cm) ルミナスライト スチールラック IHT7518-6 (ST7535/PHT-0173SL)
数量 :1個
税込単価:14,904円
小計 :14,904円
あらかじめハウスの天井の高さや奥行きを測っており、それに最も適合するサイズのものをチョイス。
メタルラック本体はさほど労力をかけずに組み立てられた。
しかしこのままでは地震の時に転倒する恐れがあるため、壁面に固定する。
固定終了。
給水システム導入
流し台は設置したものの、水道に相当する部分がないため、ポリタンクを用いて簡易給水システムを導入する。
まずは流し台の真上に位置する部分、天井の木材にアイプレートとSカンを設置する。
Sカンを設置したら、そこにポリタンクの持ち手を引っかけてぶら下げる。
ポリタンクは10リットル用のため、水を満たしたら10㎏と仮定し、もっと重くても十分に耐えられるだけのパーツを選んである。
そして蛇口を開にすると、水が真下に落下するが、そのままだと高低差があって流し台にぶつかった時に飛び散るため、蛇口の先端にホースを接続する。
1m計り売りで147円也。
給水システムはこれで完成。
ついでに補足すると、流し台の左上に乗っかっている黒いフタは、水を流し台に貯めるためのもの。257円也。
黒い電気ケーブルから続いているのは、タップ各種。2種で計1,336円也。
右下の緑色のフタのポリタンクは、トイレに注いで汚物を流すためのもの。
流し台下の透明な容器は、携帯式の浄水器。井戸の水質検査の辺りで購入したものなので、価格は忘れた。
タオルハンガー設置
伸縮ステンレスタオル掛け、798円也。
吸盤式のものしか売っていなかったので、仕方なくそれを購入したが、ベニヤ板には吸着しなかった。
普通に木ネジを打ち込んで固定。
ここにはマイクロファイバータオルを引っかける予定。
ハウスには現状シャワーを設置する予定はないので、このタオルで体を拭う方式になるだろう。
ポスト設置
インテリアは一通り設置したので、最後に郵便ポストを設置する。
本当はハウスに合わせてホワイトが良かったんだが、ラインナップになかったのでグレーにした。
自分は毎日ポストをチェックせずに溜め込むズボラーなので、とにかく大容量なものを選んだ。
そして設置手順だが、コンクリートの上に専用台座を設置してから、ポストをはめて固定する流れ。
だが当然、その際にコンクリートに穴を開ける用の工具が必要となる。
最初はレンタルしようかとも思ったが、コアドリルの件もあるし、今後も使う可能性が見えてきたので購入することに。
まずはポストの裏に、台座の上半分を設置する。
次に、台座の下半分を適当なコンクリートの上に設置。
振動ドリルに専用ビットを付けて穴を開けた後、『コンクリートプラグ』と呼ばれるソケットを埋め込む。そしてプラグの上に台座を乗せ、上からビスをねじ込んで固定する。
8.0㎜ドリルビット861円也。8.0㎜プラグ213円也。コンクリートビス861円也。
(ちなみにコンクリートビスは『プラグ不要』と書いてあるので、別にプラグつかわなくても直接打ち込めば良かったのだが、何となくやってみたかった)
では、台座の穴をガイドとして、4か所に穴を開ける。
最初の穴開けは仕損じたが、2回目で成功し、無事プラグを埋め込む。
台座を乗せ、上からビスをねじ混んで固定。
そしてポスト本体を上からはめ、ネジで固定。
特にガタつきもなく、無事設置終了。
おまけ
排水管と下水本管の接続部、VU75のソケットが一つ余っていたので、こんなパーツを設置してみた。
この横には井戸があるのだが、井戸で汲んだ水が汚かったら、ここに直接流して捨てる仕組み。
余っていたエルボと100⇒75の変換ソケットを再利用した。
また、井戸を使う際には『呼び水』を最初に投入する必要があるが、それ用のポリタンクも新調した。
これを常時置いておけば、井戸内の水が落下してしまっても再使用できる。
外観
これでようやく、作業すべき工程は全てやり終えた。
いわば入居するための『器』が完成した状態だ。
後は引っ越し作業を残すのみ!!
続く