Webサイト運用コンサルタントの今川です。クリニックを経営されている皆さまへ、Webサイトからの集患についてお話しさせて頂きます。
最初のコラムでは、Webサイトから集患する上で重要な診療予約フォームの最適化について解説します。なぜ最初に診療予約フォームを取り上げたかというと、最も改善の成果を出しやすいためです。ぜひ、患者さまの気持ちになってさまざまなWebサイトの診療予約フォームを見てみてください。予約したいと思った患者さまの意欲を削いでしまうような診療予約フォームが多いことがお分かりいただけるでしょう。
今回は診療予約フォームの改善に効果的な5つの改善ポイントを紹介します。
入力項目の多いフォームは、一目見ただけで入力しようという意欲が削がれます。そう感じた時点でユーザーはWebサイトから離脱してしまいます。そのため、予約時の入力項目は最低限にして、後はご来院いただいてから聞くなり、問診票に記入していただくなりすれば良いでしょう。
多くのことを聞いておきたいというお気持ちは理解しますが、それが原因で新規獲得をのがすことだけは避けましょう。
フォームの入力項目は最低限に
入力「必須」の項目を分かりやすく明示する
あまり注目されませんが、入力「必須」の項目を分かりやすく明示することはとても重要です。フォームに入力しようというユーザーの多くは「最低限の入力で済ませたい」と考えています。そのため、一目見ただけで自らの入力量が把握できるデザインが望ましいのです。「必須」項目に「必須」と明示するだけでなく「任意」項目にも「任意」と明示するのも効果的です。
ユーザーにとっては、入力行為そのものがストレスなのです。もし入力漏れがありエラー画面が表示されると、その時点で予約を諦めるユーザーも珍しくありません。そのため極めてシンプルな、ストレスの少ないフォームをデザインしましょう。
エラー表示は丁寧に分かりやすく
しかしながら、入力漏れがあったり、メールアドレスの書式が違っていたりなどする場合にはエラー画面を表示しなければなりません。その際にはユーザーに極力ストレスを与えないようにすることが重要です。
ここで考えてもらいたいことが、エラー画面とは、作り手側の言い方であるということです。画面上に「エラー」と出てこようものなら、ユーザーは悪いことをしてしまったかのような気持ちになります。
受付で次の予約を確認する時に、必要な情報が足りなくても「◯◯さま、エラーです」とは決して言わないですよね。そんなことを言ったら患者さまに二度と来院してもらえないでしょう。
フォームの場合もせめて、「ご入力ありがとうございました。入力内容が一部不足しています。赤色で示した箇所のご確認をお願いします。」といった形の表現にし、ユーザーにストレスを与えないようにしましょう。
指での操作に最適なデザインを提供しましょう。
アクセス解析をとられているクリニックさまは、スマートフォンからのアクセスの多さを感じておられることでしょう。今やスマートフォンでWebサイトを閲覧する人の方がだんぜん多いのです。診療予約フォームも当然スマートフォンでの入力されることになりますので、指での操作に最適なデザインを提供する必要がります。
Webサイト内共通で利用しているナビゲーションがあったとしても、診療予約フォームのページではとった方がよい場合があります。入力に集中してもらうための配慮です。
診療予約フォームの改善ポイント、いかがでしたか?皆さまのWebサイトの診療予約フォームは上記の条件を満たしていますか?上記フォームの改善を行うだけで、コンバージョン率が著しく上がった事例もございます。いま一度、ユーザーの気持ちになって診療予約フォームを見てみてください。ぜひ窓口で接客されている時と同じような気持ちでフォームの最適化に向き合って頂ければと思います。
Webサイト運用コンサルタントの今川です。クリニックを経営されている皆さまへ、Webサイト運用に役立つコラムをお届けします。