2015年12月29日13時27分
自宅で死体を損壊し、遺棄したとして、大阪府警は29日、大阪府門真市舟田町の自称イラストレーター、森島輝実容疑者(29)を死体損壊と死体遺棄の疑いで逮捕し、発表した。「私の部屋には頭蓋骨(ずがいこつ)があるが、今は話したくない」と供述しているという。今月下旬から森島容疑者の知人女性(25)が行方不明になっており、府警は、遺体はこの女性の可能性があるとみて身元の確認を進めている。
門真署によると、森島容疑者は今月下旬、マンション3階の自室で人の遺体を損壊し、遺棄した疑いがある。府警が室内を捜索したところ、複数の人骨のようなものが見つかった。
行方不明になっている女性は門真市に住むアルバイト従業員で、25日に家族から「娘と連絡がとれない」と署に相談があった。府警が女性の金融口座を調べると、森島容疑者に似た女が同日、現金十数万円を引き出していたことが判明。府警が窃盗容疑で森島容疑者の自宅を捜索したところ、人骨のようなものが見つかった。
森島容疑者は「24日に自宅で女性と一緒にクリスマスパーティーの準備をしていた。外出中にいなくなっていた」などと説明したという。
現場は京阪本線大和田駅から南に約1キロの住宅街。
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朝日新聞社会部
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