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「被災者のために使って」市役所に宝くじ2000枚12月29日 4時54分
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28日、栃木県栃木市の市役所に「駐車場のエレベーターで拾った」と女性が宝くじ2000枚が入った袋を届け出ました。袋には「豪雨の被災者のために使ってほしい」と記された手紙も入っていて、届け出を受けた警察が落とし主などに名乗り出てほしいとしています。
警察によりますと、28日正午ごろ、栃木市役所の窓口に60歳ぐらいの女性が「隣の立体駐車場のエレベーターの中で拾った」と紙袋を届け出ました。職員が確認したところ、袋の中には宝くじ2000枚、60万円相当が入っていて、市は警察に落とし物として届けました。袋には、宝くじと一緒に栃木市の鈴木俊美市長と市の農林課に宛てた手紙も入っていて「宝くじが当たりましたら豪雨災害の被災者のためにお使いください」などと記されていました。
栃木市は、ことし9月の関東・東北豪雨で田畑や住宅が水没するなど大きな被害を受けました。
警察は、落とし主などに名乗り出てほしいとしています。警察によりますと、届けられた宝くじは拾得物として扱われ、警察が5か月間、持ち主や届け出た女性が名乗り出るのを待ちますが、見つからなかった場合は県に移管されるということです。
栃木市は、ことし9月の関東・東北豪雨で田畑や住宅が水没するなど大きな被害を受けました。
警察は、落とし主などに名乗り出てほしいとしています。警察によりますと、届けられた宝くじは拾得物として扱われ、警察が5か月間、持ち主や届け出た女性が名乗り出るのを待ちますが、見つからなかった場合は県に移管されるということです。