フィフィが日本の政治やマスコミを痛烈に批判「まだ成熟していない」
番組では、今年1年の世相を漢字1字で表す「今年の漢字」は「安」が選ばれたことを伝え、これに関連して軍事ジャーナリストの井上和彦氏が「今年は安全保障にうめつくされた1年だった」と振り返った。
井上氏は「よくここまで決断してくれた」「高く評価したい」「(安全保障関連法案が)評価される時期が必ずくる」と安倍政権を評価した。
一方で、井上氏は、与野党の中でも賛成派と反対派がおり、民主党も代案を持っていたなど、しっかりとした議論はできたはずだと指摘したうえで、それとは別に安全保障関連法案を「戦争法案」と呼び「議論にならなくなってしまって、切磋琢磨するような議論がなく(法案が)通ってしまったことは残念」とコメントした。
すると、フィフィは「何しろマスメディアがですね、バランスの取れていない報道だったり」「マスメディアが(安全保障関連法を)説明できていない」と、痛烈にマスコミを批判しはじめた。
「SEALDs」(シールズ)を、若者の代表のような取り上げ方をするマスコミに違和感を抱いたというフィフィは、偏った伝え方をするマスコミに対して怒りを露わにする。
さらに、国会前で実施されたデモについても、フィフィは「安倍さん否定から入ったり、自民党否定から入る思想になると、ただ好き嫌いで言ってるなって、成熟した議論とは思いませんでした」と、語気を強めて厳しく批判した。
続けてフィフィは「日本全体、マスコミもそうだし、(安全保障関連法案の)賛成派にしてもですよ、成熟した議論を持つほどの環境だったり、リベートする方法を知らない」「(たとえ賛成派と反対派の双方の人を)ふたり並べて(議論して)も、悪口言い合ってるようにしか聞こえないくらい、まだ成熟していない」と、日本の政治を痛烈に批判した。
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