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中小企業の過半数が賃上げ 人手不足が影響か12月29日 6時20分
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全国の中小企業のうち今年度、賃上げを行った企業が半数を超えたことが日本商工会議所の調査で分かりました。人手不足の影響で中小企業でも賃上げの動きが広がっているとみられます。
今月中旬、日本商工会議所が全国の中小企業およそ3000社から聞き取り調査した結果、今年度、賃金を引き上げた企業は半数を超える55.6%に上りました。
賃上げを見送ったという企業は23.6%、「現時点では未定」とした企業は20.8%でした。
賃上げをした理由としては「業績が好調だった」と答えた企業がある一方、経営に余裕はないとしながら人材を確保するためとした企業も目立つということで、人手不足の影響で賃上げの動きが広がっているとみられます。
日本商工会議所は「中国経済の減速など景気の先行きは不透明だが、人手の確保が難しいため賃上げせざるをえなくなった企業が増えたのではないか」と分析しています。
賃上げを見送ったという企業は23.6%、「現時点では未定」とした企業は20.8%でした。
賃上げをした理由としては「業績が好調だった」と答えた企業がある一方、経営に余裕はないとしながら人材を確保するためとした企業も目立つということで、人手不足の影響で賃上げの動きが広がっているとみられます。
日本商工会議所は「中国経済の減速など景気の先行きは不透明だが、人手の確保が難しいため賃上げせざるをえなくなった企業が増えたのではないか」と分析しています。