Updated: Tokyo  2015/12/29 05:36  |  New York  2015/12/28 15:36  |  London  2015/12/28 20:36
 

「1つの中国」原則を重視せず-台湾総統選の最有力候補、蔡英文主席

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    (ブルームバーグ):来年1月の台湾総統選挙の候補で、現在支持率トップを走る最大野党・民進党の蔡英文主席は27日、中国本土との間で「1つの中国」原則を認め合ったとされる「1992年コンセンサス」は存在しないとの見解を示した。総統選に向けた候補者3人による第1回討論会で語った。

蔡主席は一方で中台のサービス貿易協定を引き続き進展させる考えを示し、本土との合意内容を監視する「両岸協議監督条例」の審議が立法院(国会)の次の会期で促進されるだろうと発言。同条例が可決されれば、2013年に中台が締結したサービス貿易協定が前進すると語った。討論会は与党・国民党の候補である朱立倫主席、野党・親民党候補の宋楚瑜主席を合わせた3人の間で2時間半にわたって行われた。

「1つの中国」原則について朱主席から立場を問われた蔡主席は、中台関係は誠意とコミュニケーションに基づくべきだと主張。「中国」について中台がそれぞれ異なる定義をした上で「1つの中国」を中国共産党と国民党が認め合った92年コンセンサスが唯一の選択肢ではないと述べた。中国は「1つの中国」の原則を台湾との交流拡大の基礎と位置づけてきた。

原題:Taiwan Candidate Downplays ‘One China’ While Pledging Trade(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:台北 Yu-Huay Sun ysun7@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先: Debra Mao dmao5@bloomberg.net

更新日時: 2015/12/28 10:05 JST

 
 
 
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