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【「慰安婦」日韓合意】「性奴隷」表現自粛か 韓国、外相会談で示唆

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【「慰安婦」日韓合意】
「性奴隷」表現自粛か 韓国、外相会談で示唆

 韓国のソウルで28日開かれた岸田文雄外相と韓国の尹炳世外相の会談で、慰安婦について日本が「性奴隷」の表現を使わないよう求めたのに対し、韓国側は「日本軍慰安婦被害者」が唯一の公式な呼称だと説明した。韓国政府が今後は「性奴隷」の表現を自粛する方針を示唆した可能性がある。

 世耕弘成官房副長官が記者会見で明らかにした。

 1996年にスリランカのクマラスワミ特別報告者(当時)が国連に提出した報告書は、慰安婦を「性奴隷」と表現し、日本政府に謝罪や賠償を勧告した。韓国の政府や団体も、慰安婦の実態をより正確に伝える言葉だと主張。日本側は「日本をおとしめる言葉だ」と抗議していた。

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