オススメ機能
Twitter
お気に入り
記事履歴
ランキング
4Gamer.net
TOP
PCゲーム
PCゲーム
レビュー
プレイレポート
インタビュー
体験版
ムービー
最近発売されたタイトル
最近のオススメ
ゲームカタログ
読者レビュー
Xbox One
PS3/PS4
PSV
Wii U
3DS
スマートフォン
ハードウェア
アーケード
アナログ
パッケージ
World of Warships公式サイトへ
読者の評価
61
投稿数:12
レビューを投稿する
海外での評価
81
Powered by metacritic
お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

モバイル版4Gamer(β)
※ドコモ旧機種には対応してません
ウォーゲーミングジャパンのイベント「Wargaming Gathering: December 2015」開催。「ガールズ&パンツァー 劇場版」の制作秘話などが公開された会場の模様をレポート
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー
印刷2015/12/28 12:41

イベント

ウォーゲーミングジャパンのイベント「Wargaming Gathering: December 2015」開催。「ガールズ&パンツァー 劇場版」の制作秘話などが公開された会場の模様をレポート


 ウォーゲーミングジャパンは2015年12月26日,東京都内で「Wargaming Gathering: December 2015」を開催した。このイベントでは,同社がサービスを提供している「World of Tanks」「World of Tanks Blitz」 「World of Warships」のステージイベントが行われたほか,会場には各タイトルの試遊ができるコーナーやコラボイラストの展示コーナー,関連商品の販売コーナーなどが設けられた。
 本稿では,「ガールズ&パンツァー劇場版 戦車トークショー」および「World of Warships スペシャルトークショー」を中心に,会場の模様をお伝えしよう。

オープニングに登壇した,左からウォーゲーミングジャパン ミリタリーアドバイザー 宮永忠将氏,アシスタントコンテンツマネージャー ASIA 加持太郎氏,そして,イベントを通してMCを務めた女優の結さん
オープニングでは,「World of Tanks」のアジアプロデューサーから寄せられたメッセージが公開された
World of Warships World of Warships World of Warships
ウォーゲーミングジャパン 代表取締役社長 川島康広氏(左)と来場者の有志5名が対戦するコーナーも用意された
World of Warships

Wargaming公式サイト



Wagamingが「ガールズ&パンツァー 劇場版」に
レア戦車の資料を提供


 「ガールズ&パンツァー 劇場版 戦車トークショー」には,アニメ「ガールズ&パンツァー」のプロデューサーである杉山 潔氏と,ウォーゲーミングジャパンのミリタリーアドバイザーを務める宮永忠将氏が登壇した。二人によると,11月21日に公開が始まった映画「ガールズ&パンツァー 劇場版」の制作にあたり,Wargamingが戦車の資料などを提供したという。

「ガールズ&パンツァー」プロデューサー 杉山 潔氏(写真中央)

フィンランドが開発した自走砲,BT-42。劇中での活躍にフィンランドの人達も喜んでいたというエピソードも披露された
World of Warships
 今回,Wargamingが資料を提供したのはBT-42カール自走臼砲センチュリオンIT28チャーチルI-VIIM26パーシングクルセイダーポルシェティーガーの8車種。このうち会場では,主にセンチュリオンIおよびT28に関するエピソードが披露された。

 センチュリオンIは,第二次世界大戦の末期にイギリスで開発された戦車で,実際に作られたのは6両しかない。そのため,ほとんど資料が出回っていないのだが,Wargamingは内部も含めて詳細が記されたイラストを所有していたという。
 杉山氏は,写真だとフラッシュを焚いた場合に影になって見えなくなる部分が出てくるので,資料としてはこうした詳細なイラストのほうが写真より有用だと説明した。

World of Warships
World of Warships World of Warships

 もう一方のT28はアメリカの重戦車で,ドイツ軍の重戦車に対抗すべく,こちらも第二次世界大戦の末期に開発された。
 T28の大きな特徴は,左右2本ずつ,計4本の履帯(キャタピラ)を持っており,左右の外側の履帯は取り外しが可能になっている点だ。これは80tという重量を支えるために4本の履帯が必要だが,そうなると今度は貨車に乗せられないという二つの課題をクリアするために用意されたギミックだったと,杉山氏と宮永氏は説明した。

World of Warships World of Warships

 T28は外見こそ大きいが,装甲が極めて厚いため,内部はかなり狭いとのこと。ちなみにWargamingからはT28内部の資料も提供されたのだが,タイミングが合わず,映画には使われなかったそうだ。

World of Warships

 なお「World of Tanks」では,履帯が二つの車両をT28,4つの車両をT95としているが,その名称の違いは,実のところ履帯の数によるものではない。宮永氏は,T28がもともと重戦車として開発されたにもかかわらず,その車両の持つ性格から一度T95戦車駆逐車に改称され,再び元の名称に戻されたという史実の経緯を説明した。

会場では,アメリカに1台だけ現存するというT28の写真が公開された。撮影したのは,現役の米軍将校でもあるWargamingのスタッフだそうだ
World of Warships World of Warships
World of Warships World of Warships

12月26日より「ガールズ&パンツァー 劇場版」の来場記念特典として,「World of Tanks」と「World of Tanks Blitz」のコラボステッカーが配布されるという告知も行われた


運営のキーパーソンが振り返る
2015年の「World of Warships」とは


 「World of Warships スペシャルトークショー」には,「World of Warships」のプロデューサーを務める柳沼恒史氏と,プロダクトスペシャリストの畑井 翔氏が登壇し,2015年における同タイトルの展開を振り返った。

「World of Warships」プロデューサー 柳沼恒史氏(右)と,プロダクトスペシャリストの畑井 翔氏(左)。ちなみにプロダクトスペシャリストとは,主にプレイヤー向けの施策を担当する仕事であるとのこと

 2015年における「World of Warships」については,柳沼氏が3つのテーマをピックアップして紹介した。
 最初のテーマ「横須賀の生ける伝説」では,本作においてプレミアムシップとして登場した大日本帝国海軍の戦艦,三笠が紹介された。この戦艦は,ロシアで行われたテストで「5km圏内でも主砲が当たらない」というクレームが相次いだため,同国では販売しないことになったという。

 それを受け,アジアではどうするか? という議論もあったが,とくに日本ではプレイヤーの要望が大きいと判断したため,三笠を販売することに決めたと柳沼氏は説明した。
 また畑井氏は,射程の短い三笠の運用法について,自分から敵に近づき攻撃する形となるので,ほかの戦艦とは異なる戦い方を見つけ出してほしいと述べた。

 二つめのテーマは,「ボーダーの仕様調整」だ。これは,マップの端にいると敵の偏差射撃がうまく当たらなくなるので,これを使った,いわゆる「壁ズリ」に対応したもの。現在はマップの端にいる時間に応じて移動速度が4分の1まで減少するようになっているので,この結果,壁ズリを使うプレイヤーは減ったとのことだ。

 3つめのテーマは,「プレーヤーからのメッセージ」。柳沼氏はとあるプレイヤーから寄せられた応援メッセージを紹介しつつ,上記の三笠の販売やシステムの改善などは,すべてプレイヤーとのコミュニケーションによって実現したもので,今後も一緒にゲームをより良くしていきたいと語った。

 また会場では,アニメ「蒼き鋼のアルペジオ」とのコラボレーションによるインゲームイベントが,2016年1月1日よりスタートすることが改めてアナウンスされた。

会場では,畑井氏と来場者の有志5名が対戦するコーナーも設けられた
World of Warships World of Warships

 ステージイベントとしてはそのほか,「World of Tanks Blitz スペシャルトークショー」および公式番組「Wargaming On Air」の公開イベントが行われた。とくに前者では,「World of Tanks Blitz」のプロデューサーを務めるオザン・コチョール氏より,2016年の展開が一部公開されたが,残念ながら会場限定情報だったので,本稿では明かせない。
 詳細は,公式サイトなどにて順次発表されるのでぜひ期待してほしい。

 また「Wargaming On Air」も,2016年から新企画などを展開していくとのことだったので,こちらも期待が高まるところだ。

模型メーカー・ファインモールド 代表取締役社長 鈴木邦宏氏(左から二人め)と,「World of Tanks Blitz」プロデューサー オザン・コチョール氏(左から3人め)。鈴木氏は,「World of Tanks Blitz」のプレイヤーだ

「Wargaming On Air」の公開イベントでは,パーソナリティの3名が,2015年を振り返った
World of Warships World of Warships

会場の特別試遊コーナーでは,LEVEL∞,TSUKUMO eX.computer,GALLERIA,G-Tuneからリリースされている推奨PCとHORIのゲーム用デバイスを使って,「World of Tank」「World of Warship」のプレイができた
World of Warships

ファインモールドの「World of Tanks」コラボプラモデルや,漫画家・小林源文氏のコミックが販売されていた
World of Warships World of Warships

小林源文氏による「World of Tanks」とのコラボコミック「ウサギの黒騎士物語」の原画も展示された。また会場には,小林源文氏本人の姿も
World of Warships

コラボイラストコーナーには,「ガールズ&パンツァー」と「World of Tanks」のコラボイラスト展示や,イラストコラム「戦場の華 feat.しばふ」の作品が展示されていた
World of Warships World of Warships
World of Warships World of Warships

Wargaming公式サイト

  • 関連タイトル:

    World of Warships

  • 関連タイトル:

    World of Tanks

  • 関連タイトル:

    World of Tanks

  • 関連タイトル:

    World of Tanks

  • 関連タイトル:

    World of Tanks Blitz

  • 関連タイトル:

    World of Tanks Blitz

  • この記事のURL:
line
4Gamer.net最新情報
最新記事一覧へ新着記事10件
トピックス
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:12月28日〜12月29日