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ゆうちょ銀行の貯金限度額 引き上げへ調整12月23日 0時34分
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日本郵政の民営化の進捗(しんちょく)を検証している政府の郵政民営化委員会は、ゆうちょ銀行の貯金の預け入れ限度額を利用者の利便性を高めるためとして、今の1000万円から1300万円に引き上げる方向で調整を進めていることが明らかになりました。
日本郵政傘下のゆうちょ銀行とかんぽ生命を巡っては、地域の金融機関の経営を圧迫するなどとして、貯金の預け入れと保険の契約に限度額が設けられています。これについて、自民党の郵政事業に関する特命委員会は、利用者の利便性を高めるためとして、貯金の預け入れ限度額を3000万円まで引き上げることなどを求める提言をことし6月にまとめました。
これを受けて議論を行ってきた政府の郵政民営化委員会は、限度額を今の1000万円から1300万円に引き上げる方向で調整を進めていることが関係者への取材で明らかになりました。
また、かんぽ生命の契約限度額は、自民党の特命委員会の提言のとおり、今の1300万円から2000万円に引き上げる方向です。
政府の郵政民営化委員会は、今週中にも引き上げ額を盛り込んだ意見書を取りまとめる方針で、金融庁と総務省は来年4月からの実施に向けて必要な政令を改正することになります。
ゆうちょ銀行の預け入れ限度額が引き上げられるのは平成3年以来、かんぽ生命の契約限度額が引き上げられるのは昭和61年以来となります。
これを受けて議論を行ってきた政府の郵政民営化委員会は、限度額を今の1000万円から1300万円に引き上げる方向で調整を進めていることが関係者への取材で明らかになりました。
また、かんぽ生命の契約限度額は、自民党の特命委員会の提言のとおり、今の1300万円から2000万円に引き上げる方向です。
政府の郵政民営化委員会は、今週中にも引き上げ額を盛り込んだ意見書を取りまとめる方針で、金融庁と総務省は来年4月からの実施に向けて必要な政令を改正することになります。
ゆうちょ銀行の預け入れ限度額が引き上げられるのは平成3年以来、かんぽ生命の契約限度額が引き上げられるのは昭和61年以来となります。