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ロシア大統領 日ロ関係発展の意義強調12月23日 23時22分
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ロシアのプーチン大統領は天皇誕生日に合わせて天皇陛下に祝電を送り、日ロ関係の発展がアジア太平洋地域の安全や安定に貢献するとして、両国の関係を発展させることの意義を強調しました。
これはロシア大統領府が23日、発表したもので、プーチン大統領は天皇陛下に宛てた祝電の中で「日本とロシアのあらゆる分野での友好関係の発展や互いに利益となる協力に関心を持っている」と述べました。そのうえで「日本とロシアの2国間関係の発展は、両国民の利益になるだけでなく、アジア太平洋地域の安全や安定に貢献する」と述べ、日ロ関係を発展させることの意義を強調しました。
安倍総理大臣とプーチン大統領は先月、トルコで行われた首脳会談で年内の実現を目指してきたプーチン大統領の日本訪問について、期限を区切らず適切な時期に実現する方向で再調整することを確認しています。また、ロシア側はプーチン大統領の訪日の前に、ロシアの地方都市で首脳会談を実現させることにも意欲を示していて、今回、天皇陛下に宛てた祝電の内容を公表したのも、日ロ関係の発展に前向きに取り組む姿勢を強調するねらいがあるとみられます。
安倍総理大臣とプーチン大統領は先月、トルコで行われた首脳会談で年内の実現を目指してきたプーチン大統領の日本訪問について、期限を区切らず適切な時期に実現する方向で再調整することを確認しています。また、ロシア側はプーチン大統領の訪日の前に、ロシアの地方都市で首脳会談を実現させることにも意欲を示していて、今回、天皇陛下に宛てた祝電の内容を公表したのも、日ロ関係の発展に前向きに取り組む姿勢を強調するねらいがあるとみられます。