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北朝鮮 中国との国境に観光地区 外貨獲得ねらいか
12月23日 17時30分

北朝鮮は、中国との国境に接する北西部の都市に、レストランや土産物店などを備えた観光地区を新たに開発し、中国人観光客の増加を図り、外貨獲得につなげるねらいがあるとみられます。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信によりますと、中国遼寧省丹東と国境の川を挟んで隣り合う北朝鮮北西部のシニジュ(新義州)に、新しい観光地区が開発され、今月20日に記念の式典が行われたということです。観光地区は北朝鮮と丹東の旅行社が協力して開発したとしていて、「現代的な総合サービス施設がある」と伝えています。
遼寧省にある旅行会社の関係者によりますと、この観光地区へは中国の丹東から遊覧船で日帰りで渡り、観光客はレストランや土産物店などを備えた施設で食事や買い物ができるということです。ただ、観光客の受け入れはまだ始まっておらず、受け入れは来年2月の中国の旧正月に当たる「春節」以降にずれ込む見通しだということです。
北朝鮮は、経済の立て直しに向けた事業の一環として、観光に力を入れていて、中国人観光客の増加を図り、外貨獲得につなげるねらいがあるとみられます。

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