共産主義者たちは、やっぱ資本との対立に囚われ過ぎとると思う。
真の共産主義は、
゛支配する側に自律性があるかどうか゛
という一事で判断できるやろ。
皆平等、といったところで、能力差が出るのは仕方がない。
そのぶんの差は、マルクスも率先して認めとる。
そうして、誰かの先頭に立って新しいことをしようとすれば、必要な機材を買ったりするため、資本が必要になるのはアタリマエの原理や。
ホンマにアカンのは、そうやって出した資本が、周りを見渡したら自分たちしかないから、それをウリにして、労働者をあり得ない格安で働かせることやねん。
AKBでいうと、CDといいながら、CDなんて原価めっちゃ安いから、握手に来てくれたヒトのCD代の半分くらいは、メンバーのフトコロに入っていておかしくない。
それを、メンバーではなく、アキブータンやAKS、キングレコード、さらにそのウラには、明らかに公正な取引ではないのに取り締まらん日本政府、のフトコロに入れとるのがおかしい。
真の共産主義者が問題にしとるのは、ソコやねん。
日本共産党はアカンけどな。
一般論でいえば。
いまの資本主義、法治主義は、実のところ決めた者勝ちや。
そして、立法府はすごく立派な法律文面を見せる。
ところが行政府は、立法府の文面そっちのけで(もちろん立法府が行政府とツルんで法に抜け穴を作っているけど)勝手な解釈を一般人に伝えて回る。
行政府は一般人には根拠書面を見せんのがミソな。
たまには見せるけど。
それでも、行政が法律に則ってない!と主張する、めんどくさい市民がおる。
そういう人々に対しては、めちゃくちゃな判決を下した上で、彼らはおかしな人々だ、と、ネガティブキャンペーンするねん。
そして、人々は、自分たちに対するネガティブキャンペーンには反抗するけど、他人に対するネガティブキャンペーンには乗っかってまう。
ただこんだけの理屈やねん。
そこには必ずカネが介在するから、共産主義を労働者対資本家の闘いといっても間違いではない。
しかし、゛労働者対資本家の闘い゛と言い切ってしまうと、すごく狭い視野になってまうとも思う。
だから、AKBメンバーは労働者だ、なんて思うとる共産主義者は、私以外にはおらんやろ。
゛労働者対資本家の闘い゛の枠から一歩引いて見ることも必要と思う。
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