freee、10億円の第三者割当増資、SBIが「FinTechファンド」など通じて出資

　freee株式会社は28日、複数のファンドを引受先とした10億円の第三者割当増資を実施したと発表した。今回の資金調達により、事業領域の拡大のための人材拡充を行うとしている。

　引受先の中心は、SBIインベストメント株式会社が運用する「FinTechファンド（FinTechビジネスイノベーション投資事業有限責任組合）」。SBIインベストメントが12月に新たに設立した総額300億円規模（予定）のファンドで、freeeへの出資は投資案件の第1号だという。

　freeeの2015年の累計調達額は、8月に実施した増資と合わせ、45億円となった。