いやー、いい買い物をしました。便利すぎるわコレ。
先日購入したDJIの三軸ジンバル、DJI OSMOを持って早速テスト撮影をしてきました。
冬休みということで嫁の実家の岐阜から従姉妹が来ており、せっかくだから海とか水族館に行こう!というわけで選んだ場所は大洗町にある水族館、アクアワールド茨城県大洗水族館。面白い映像が撮れそうです。
DJI DJI Osmo 3軸ハンドヘルドジンバル ブラック OSMO
- 出版社/メーカー: DJI
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
とりあえず映像はこちら
特に凝った編集をするわけでもなく、映像をただ繋げた感じのものですがYoutubeにアップロードしてみました。
撮影は基本オート設定。嫁&娘&従姉妹と一緒ということもあり、じっくり撮影というよりは遅れないように移動するのを優先しています。当然ながら歩き方も結構雑な感じになってしまいましたが、それでもジンバルの効果は一目瞭然です。
実際に使ってみて、いいところと悪い所がちょっとわかってきたので書いていきますね。
いいところ
- とにかくブレない!これだけ小型軽量の本体で安定した映像が撮れるのは感動モノ。歩いていると若干上下動のブレが出るのはこのクラスのジンバルでは仕方のない所ではありますが、それでも最小限に抑えられていると思います(電子式手ぶれ補正みたいな処理をしているのかなあ?ちょっと未確認)
- 手元にあるジョイスティックでのチルト・パンが地味に便利。上の映像でもいくつかのシーンで使っています。1:12〜以降の左へのパンがわかりやすいかな?速度も微調整が可能なので、イメージに合わせた映像を撮ることが可能です。
- 超広角で歪みのない映像は嬉しい。画角は20mm相当ということで、自分撮りをするのにもかなり余裕のある画角になっています。
- 1/2.3インチの小型撮像素子ながら画質が結構いい。同社のハイエンド型ドローン、Inspire1と同等のカメラを積んでいます。静止画に関してはRAW撮影できるのも安心です。水族館の撮影は暗い所が多かったんですが、割りといい感じに映ってくれました。ただノイズはそれなりに多くなります。こればかりはCMOSのサイズ限界ということでしょうがない。
あんまり良くないところ
- とにかく電池がもたない!これは色んなレビューで言われていることだと思いますが最大の欠点だと思います。バッテリーの容量980mAhというのはちょっと少なすぎ。ストレスなく撮影をするには2,3本の予備バッテリーは必須です。せめてバッテリーがUSB充電に対応してくれたらいいんだけどなぁ。まあこれに関しては、非純正の怪しい中華製USBバッテリーチャージャーが出てくれる事を期待するしかない。
- さらに、Wi-fiで接続するスマートフォンもやたらバッテリーを消耗します。これはドローン(Phantom3とか)も同じでした。プレビュー用に高解像度の動画を転送するわけだから仕方がないのかな。とはいえスマートフォンの方も予備のモバイルバッテリーを用意しておいた方がいいです。スマホに関しては別にモニター以外でも使うわけだしね。
- たまーにOSMO本体とスマホのアプリ連携がおかしくなる時がある。本体を再起動すれば直りますが、撮影のチャンスはそんなに待ってはくれません。ファームウェアの改善&スマホアプリの安定化が望まれるところです。
- 内蔵マイクは基本、使えないと思ったほうがいいです。カメラ本体の冷却ファンがかなりうるさい(静かな部屋でつかったら顰蹙もののレベル)のでちゃんと音を録ろうと思ったら外部マイクは必須。
静止画も撮ってみたよ
OSMOといえばぶれない映像というイメージですが、静止画ももちろんいけます。
構えている私が写り込んでます(汗)水槽を綺麗に撮るのは難しいね。PLフィルタがあればいいのですが。
暗い所でもブレないのでその分シャッタースピードが稼げるようです。肉眼だとこれより更に暗いんですけどちゃんと撮ることができました。
逆に明暗差があるところは苦手かもしれません。一応露出を段階的に変えて連射するHDR撮影機能はあるんですが、処理に時間がかかるのが難点。こういう場合はRAWで撮っておくほうが無難かも。
というわけで一日、OSMOを水族館で使ってみた感想でした。やっぱりバッテリーが一番のネックかな。とはいえ久々に面白いカメラに出会えたという感激でいっぱいです。まだまだ市場としてはニッチなジャンルだけど、もっともっとメジャーになるといいなあ。
今回試せなかった撮影機能(タイムラプスやパノラマ撮影)などは、また日を改めて試してみたいと思います。
- 出版社/メーカー: DJI
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
ではでは、またー。