落語芸術協会の平成２７年納会に出席した桂歌丸＝東京・西浅草【拡大】

　落語芸術協会の会長を務める桂歌丸（７９）が２８日、東京・浅草ビューホテルで行われた同会の「平成２７年納会」に出席した。

　協会員３００人を前にした挨拶で「今年は最低の年だった」と切り出し、「１月５日のインフルエンザを皮切りにギネスに載るほどの病気をした」と、インフルエンザ後の６月には床ずれにあたる背部褥瘡（じょくそう）の手術を受け、さらに腸閉塞（へいそく）を患った１年をユーモアタップリに振り返った。

　さらに「１カ月に４件、医者に通っています。４件とも、私の顔を見ると『風邪をひかないように、転ばないように』と」などと近況を報告。この日の歌丸は顔色も良く、若手の余興に笑顔で鑑賞していた。