自分の家を持つことが「アメリカン・ドリーム」の象徴だと信じる米国民は多い。しかし米住宅市場の現実はそれほど甘くはないようである。
米国勢調査局のデータによると、米国民の持ち家比率は2015年7~9月期で63.5%(季節調整値)。04年4~6月期の69.4%をピークに低下傾向をたどり、1980年以降では最低の水準を記録している。
■景気回復の恩恵、行き渡らず
08年9月のリーマン・ショックから7年を…
自分の家を持つことが「アメリカン・ドリーム」の象徴だと信じる米国民は多い。しかし米住宅市場の現実はそれほど甘くはないようである。
米国勢調査局のデータによると、米国民の持ち家比率は2015年7~9月…続き (12/28)
米経済の底堅い回復を裏付ける指標が相次ぎ発表されている。7~9月期の国内総生産(GDP)統計や10月の雇用統計などをみる限り、米連邦準備理事会(FRB)が12月にゼロ金利政策を解除する確率が高まって…続き (11/30)
米連邦準備理事会(FRB)はなぜ、年内の利上げ開始にこだわるのか――。ある有力OBは関係者にこう説明しているという。「イエレン議長が『年内が適切』と言い続けてきたからだ。それ以外に確たる理由はない」
…続き (11/2)