Updated: Tokyo  2015/12/28 13:10  |  New York  2015/12/27 23:10  |  London  2015/12/28 04:10
 

中国電信会長を重大な規律違反の疑いで調査-汚職取り締まりの一環か

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    (ブルームバーグ):中国共産党の中央規律検査委員会は27日、中国電信(チャイナ・テレコム)の常小兵董事長(会長)を重大な規律違反の疑いで調査していると発表した。習近平指導部の下、同党は汚職の取り締まりを進めており、高位の幹部が対象となっている。

同委の発表文では、汚職容疑の調査を通常意味する表現が用いられている。中国電信は中国3位の無線通信事業者。政府が所有する通信セクターの抜本的な改革計画に伴う人事異動で、常氏(58)は同業の中国聯通(チャイナ・ユニコム)から中国電信に移り、9月に董事長兼最高経営責任者(CEO)に就任したばかりだった。

中国電信は香港証券取引所への27日夜の届け出で、常氏が調査を受けているが、同社の業務は通常通りだとした上で、さらなる開示は適時行うと説明した。

原題:China Telecom Chairman Targeted by Anti-Graft Investigators (1)(抜粋)

記事に関するブルームバーグ・ニュース・スタッフへの問い合わせ先: shanghai Allen Wan awan3@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先: Allen Wan awan3@bloomberg.net Janet Ong, Paul Panckhurst

更新日時: 2015/12/28 07:01 JST

 
 
 
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