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【フィギュア】V4の羽生に聞く「こんな演技は二度としないようにしたい」

スポーツ報知 12月27日(日)7時5分配信

◆フィギュアスケート 全日本選手権第2日 ▽男子フリー(26日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)トップの羽生結弦(21)=ANA=は左足首の故障と練習中の激突を乗り越え、1986年の小川勝以来29年ぶりの4連覇。2度の転倒があったが183・73点をマークし、合計286・36点で、2枠の世界選手権(来年3~4月・米ボストン)代表を決めた。

 ◆羽生に聞く

 ―4連覇だ。

 「結果はまったく考えられない。会場の雰囲気にのまれたわけでもないし、自分の緊張に負けたわけではないが明らかに悪い演技だった」

 ―演技を振り返って。

 「SPもフリーもノーミスじゃなくて悔しい。しっかり反省して、こんな演技は二度としないようにしたい。明日にも練習したいくらい」

 ―トリプルアクセルの失敗は珍しい。

 「プライドと誇りを持って得意といえるジャンプ。それを失敗したのは集中力や体力以前の問題」

 ―練習中にぶつかった。

 「本当に優しくぶつかられたので。『(ネットの速報で)激突』って書かれてるからワーっとなってて。(自分にツッコミを入れながら)またかよっ! ちゃんと学べよって(笑い)」

 ―オーサー・コーチが「ユヅルも人間」だと。

 「僕だって人間ですよ(笑い)。ものすごく緊張したし、体が動かないところだってある」

 ―パーフェクト演技が途切れた。

 「また一からやり直せるといううれしさはある」

最終更新:12月27日(日)7時5分

スポーツ報知

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