ニュース詳細
鉱工業生産指数 3か月ぶり前月下回る12月28日 8時58分
k10010355141_201512281112_201512281113.mp4
企業の生産活動を示す先月の鉱工業生産指数は、中国向けを中心に半導体の製造装置の生産が減ったことなどから前の月と比べて1%低下し、3か月ぶりに前の月を下回りました。経済産業省は「生産は一進一退で推移している」としています。
経済産業省が28日に発表した先月の鉱工業生産指数は、平成22年を100とした指数で97.8と前の月に比べて1%低下しました。前の月を下回るのは3か月ぶりです。今回、指数が低下したのは、中国や韓国向けに輸出するものを中心に半導体の製造装置の生産が減ったことや、国内向けの化粧品の生産量が落ち込んだことなどが主な要因で、15の業種のうち10の業種で前の月を下回りました。
これを受けて経済産業省は、生産活動の基調判断については「一進一退で推移している」と、これまでの表現を維持しました。
一方、主な製造業の生産予測については、12月がプラス0.9%、来年1月がプラス6%としていて、経済産業省は先行きについて、「自動車メーカーの輸出が好調で、年明け以降、新車の生産が増えることが予想される」としています。
これを受けて経済産業省は、生産活動の基調判断については「一進一退で推移している」と、これまでの表現を維持しました。
一方、主な製造業の生産予測については、12月がプラス0.9%、来年1月がプラス6%としていて、経済産業省は先行きについて、「自動車メーカーの輸出が好調で、年明け以降、新車の生産が増えることが予想される」としています。